トーナメント会場で、選手の印象的な言葉や、プライベートシーンなどを耳にする機会が多い現場記者。そのなかで『あの時、何を考えていたの？』、『今ハマっているものは？』、『プロの悩みって？』…のような選手の素の表情やツアーの裏側が分かる、ちょっと“パンチ”の効いた（？）話をお届け！【日本女子オープンゴルフ選手権】

美脚？…足細いです！【大会ライブフォト】

練習日にクラブハウスを歩いていると、花瓶にいけられた、豪華な花が目に飛び込んできた。後ろに立てられていた札には『祝 第52回日本女子オープンゴルフ選手権　ご出場』という言葉の下に、福田真未の名前が。実はこれ、肉まんなどでおなじみの井村屋が、2016年からスポンサー契約を結ぶ福田の大会出場を祝して贈ったものだった。

この粋なはからいに福田も感激。なんでも井村屋の本社が開催地と同じ三重ということもあって、贈ってくれたのだとか。「すごいキレイですよね！うれしいです」。お花大好きな女子らしく、ウットリとした目で眺めていた。そして一緒になって『これすごいですね！』と言っていた記者に、福田は「私が花の名前を教えてあげますね」とレクチャーを申し出てくれた。

まず赤いバラを指さし「これはバラ」。次にピンク色のバラをさして「これが…ピンクバラ」。とどめにもう1度赤いバラをさして「これがバラ」と、3度“バラ”の名前を教えてくれました。次に別の花を手にし、「これが……スリランカ？？」。“先生”なのにどこか自信なさげ。さらにたくさんある花をグルっと見まわし、「あっ…これは蘭！」。数種類ある花のなかから、知っているものを探して教えてくれたようです。

花を持った姿を撮影させてもらうために、クラブハウスからコースにでると、他の選手や関係者から「結婚！？おめでとう！」なんていう声も飛び交い、あたりは笑い声で包まれた。きょうもみんなに愛されていた福田さんでした！