<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇6日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)◇6479ヤード・パー72>
トップタイから出た大里桃子だったが、最終日に4バーディ・5ボギーの「73」と1つスコアを落とし、メジャー初優勝を逃した。その悔しさから、ホールアウト後は目を真っ赤にした。
次は“嬉し笑顔”で 大里桃子のスマイル【写真】
トップで並んでいた畑岡奈紗との最終日最終組。日本一のタイトルがかかるラウンドだったが、3番パー3で難しいラフから80cmに寄せたパーセーブのチャンスを外した。「ここを決めることができていたら流れが変わったかなと思う。自分の課題が最後の最後に出たという感じですね」。4番で畑岡が連続ボギーを喫し、一時は単独トップにも立ったが、その後はジリジリと差を広げられた。「飛距離も違うし、ショットの精度も違う。もっと自分も近づけるように」という同級生に、最後は4打差をつけられ完敗した。
それでも「途中崩れかけたけど、14番のパー5でバーディが獲れて、15番もミラクルなパーでしのげました。くやしいけど、最後までやり切れました」と、 持てる力は出し切った。そして何より、“1打の大事さ”を知るラウンドにもなった。
最終18番パー5では「少しでも上に」と果敢にツーオンを狙い、しっかりとバーディで締めくくった。ここで1打伸ばしたことで、順位は4位から2位タイに浮上。この1打で獲得賞金が1185万円となり、今季通算も2746万9800円まで伸ばした。これで来季のシード権獲得も確実。この話を聞くと、「それだったら…けっこう、うれしいですね(笑)」と、一気に笑顔を取り戻した。
トップタイから出た大里桃子だったが、最終日に4バーディ・5ボギーの「73」と1つスコアを落とし、メジャー初優勝を逃した。その悔しさから、ホールアウト後は目を真っ赤にした。
次は“嬉し笑顔”で 大里桃子のスマイル【写真】
トップで並んでいた畑岡奈紗との最終日最終組。日本一のタイトルがかかるラウンドだったが、3番パー3で難しいラフから80cmに寄せたパーセーブのチャンスを外した。「ここを決めることができていたら流れが変わったかなと思う。自分の課題が最後の最後に出たという感じですね」。4番で畑岡が連続ボギーを喫し、一時は単独トップにも立ったが、その後はジリジリと差を広げられた。「飛距離も違うし、ショットの精度も違う。もっと自分も近づけるように」という同級生に、最後は4打差をつけられ完敗した。
それでも「途中崩れかけたけど、14番のパー5でバーディが獲れて、15番もミラクルなパーでしのげました。くやしいけど、最後までやり切れました」と、 持てる力は出し切った。そして何より、“1打の大事さ”を知るラウンドにもなった。
最終18番パー5では「少しでも上に」と果敢にツーオンを狙い、しっかりとバーディで締めくくった。ここで1打伸ばしたことで、順位は4位から2位タイに浮上。この1打で獲得賞金が1185万円となり、今季通算も2746万9800円まで伸ばした。これで来季のシード権獲得も確実。この話を聞くと、「それだったら…けっこう、うれしいですね(笑)」と、一気に笑顔を取り戻した。