＜スタンレーレディス 最終日◇13日◇東名カントリークラブ（静岡県）◇6572ヤード・パー72＞

前日、日本列島を襲った台風19号の影響で中止となり、日程が2日間に短縮された国内女子ツアー「スタンレーレディス」。最終日は9ホール（2日間合計27ホール）の短期決戦となるなか、注目の渋野日向子が、午後0時20分に10番ティからスタートした。

きょうは無観客試合…シブコの組も、この通りギャラリーはゼロ！【大会ライブフォト】

初日を1アンダー・25位タイで終えていた渋野は、通算2勝の前田陽子、同い年の新垣比菜とともにティオフした。最近は大観衆の拍手に送りだされるのが当たり前の光景になったが、この日は事前に発表された通り、ギャラリーをコースに入れない無観客試合。聞こえるのはスタートコールと関係者の拍手だけだったが、パー3でグリーン際からのアプローチを直接決めて、チップインバーディを奪った。短縮競技のうえ、トップの黄アルム（韓国）とは6打差という難しい条件のなか、早々にハイタッチが飛び出す派手なスタートを切った。また前田はボギー、新垣はパーとした。

なお最終日は、初日を終え1オーバー・47位タイまでに入った61名の選手が参加。台風一過で快晴となったコースで、すでに競技はスタートしている。最終組のアルム、菊地絵理香、篠原まりあ組は午後1時50分にラウンドを開始する。