練習場ワキのテレビ塔は傾き、練習場のネットにもたれかかる状況。コース内はコース管理の方々が賢明に復旧作業をしていた。トーナメントが終わっても、そのあとには通常営業が待つコース。9月に千葉県を襲った台風15号の傷がいまだ癒えぬなかでの19号。自然はなんて残酷なんだと、心を痛めることになった。
今週、女子プロたちは会場からSNSを通じて千葉県に向けてメッセージを届けている。自然災害に対して人間は無力だが、スポーツの素晴らしさはひとに元気や勇気を与えるはず。ラグビーの日本代表が全勝でワールドカップトップ8に進出したときは全国民が涙したはず。富士通レディースだって、女子プロたちが元気な姿で国民を勇気づけるはずだ!
■前置きが長くなったが… 富士通は千葉県開催、となれば…
日本列島が台風被害からの復旧に奔走するなか、今週の女子ツアーは千葉県開催。中部、関東、東北、信越と多くの地域がいまだ甚大な被害に苦しむが、まずは千葉の再起を願うとなれば、優勝は地元選手に決まりだろう。50歳を間近に控え、年々涙もろくなっている記者Tだが、テレビで被害を見るたびに涙が流れてしまう。自分にはなにもできないのだから…。でもそんな悲しみを癒やすのはただ一つ。日曜日の午後、地元選手が優勝カップを掲げれば、こんなにドラマティック(記者M風に言えば)なことはない!
というわけで、まずは千葉県我孫子市出身の大西葵! パッティングに悩んできたが、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で2位タイフィニッシュ。現在の賞金ランキングは約2700万円と、初シードはほぼ確定。次なる狙いはもちろんツアー初優勝しかない! 普段はクールなイメージだが、地元で優勝、目からこぼれ落ちる涙。想像しただけで、千葉県民ではないこっちまでうるうるきてしまいそうだ。
そして、真打ちはやっぱりこのひと、成田美寿々! そうです、昨年大会の覇者です。データ好き記者Aも予想に入れてくるのは必然。なぜなら、成田は地元大会にめっぽう強いから。初優勝は7年前の本大会。昨年は3勝のうち、地元開催が2勝。今回大きな被害を受けた千葉県の中心、市原市出身の成田が優勝すれば、こんなに勇気づけられることはない。きっと成田もどんな大会よりも勝ちへの気持ちが強いはず。強さ、繊細さ、豪快さ、そして愛らしさを兼ね備えた成田の優勝が、千葉の復興を後押しする!
【歴代優勝者】
2018年度:成田美寿々
2017年度:テレサ・ルー
2016年度:松森彩夏
2015年度:テレサ・ルー
2014年度:アン・ソンジュ
2013年度:イ・ナリ
2012年度:成田美寿々
2011年度:藤田幸希
2010年度:アン・ソンジュ
2009年度:ニッキー・キャンベル
2008年度:不動裕理
2007年度:横峯さくら
2006年度:全美貞
2005年度:不動裕理
2004年度:服部道子
2003年度:不動裕理
2002年度:中嶋千尋
2001年度:不動裕理
2000年度:大場美智恵
1999年度:服部道子
1998年度:肥後かおり
1997年度:高須愛子
1996年度:福嶋晃子
1995年度:小林浩美
1994年度:柴田規久子
1993年度:平瀬真由美
1992年度:P・リゾ
1991年度:塩谷育代
1990年度:西田智慧子
1989年度:A・ベンツ
1988年度:高須愛子
1987年度:日蔭温子
1986年度:樋口久子
1985年度:池渕富子
1984年度:吉川なよ子
1983年度:吉川なよ子
今週、女子プロたちは会場からSNSを通じて千葉県に向けてメッセージを届けている。自然災害に対して人間は無力だが、スポーツの素晴らしさはひとに元気や勇気を与えるはず。ラグビーの日本代表が全勝でワールドカップトップ8に進出したときは全国民が涙したはず。富士通レディースだって、女子プロたちが元気な姿で国民を勇気づけるはずだ!
■前置きが長くなったが… 富士通は千葉県開催、となれば…
日本列島が台風被害からの復旧に奔走するなか、今週の女子ツアーは千葉県開催。中部、関東、東北、信越と多くの地域がいまだ甚大な被害に苦しむが、まずは千葉の再起を願うとなれば、優勝は地元選手に決まりだろう。50歳を間近に控え、年々涙もろくなっている記者Tだが、テレビで被害を見るたびに涙が流れてしまう。自分にはなにもできないのだから…。でもそんな悲しみを癒やすのはただ一つ。日曜日の午後、地元選手が優勝カップを掲げれば、こんなにドラマティック(記者M風に言えば)なことはない!
というわけで、まずは千葉県我孫子市出身の大西葵! パッティングに悩んできたが、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で2位タイフィニッシュ。現在の賞金ランキングは約2700万円と、初シードはほぼ確定。次なる狙いはもちろんツアー初優勝しかない! 普段はクールなイメージだが、地元で優勝、目からこぼれ落ちる涙。想像しただけで、千葉県民ではないこっちまでうるうるきてしまいそうだ。
そして、真打ちはやっぱりこのひと、成田美寿々! そうです、昨年大会の覇者です。データ好き記者Aも予想に入れてくるのは必然。なぜなら、成田は地元大会にめっぽう強いから。初優勝は7年前の本大会。昨年は3勝のうち、地元開催が2勝。今回大きな被害を受けた千葉県の中心、市原市出身の成田が優勝すれば、こんなに勇気づけられることはない。きっと成田もどんな大会よりも勝ちへの気持ちが強いはず。強さ、繊細さ、豪快さ、そして愛らしさを兼ね備えた成田の優勝が、千葉の復興を後押しする!
【歴代優勝者】
2018年度:成田美寿々
2017年度:テレサ・ルー
2016年度:松森彩夏
2015年度:テレサ・ルー
2014年度:アン・ソンジュ
2013年度:イ・ナリ
2012年度:成田美寿々
2011年度:藤田幸希
2010年度:アン・ソンジュ
2009年度:ニッキー・キャンベル
2008年度:不動裕理
2007年度:横峯さくら
2006年度:全美貞
2005年度:不動裕理
2004年度:服部道子
2003年度:不動裕理
2002年度:中嶋千尋
2001年度:不動裕理
2000年度:大場美智恵
1999年度:服部道子
1998年度:肥後かおり
1997年度:高須愛子
1996年度:福嶋晃子
1995年度:小林浩美
1994年度:柴田規久子
1993年度:平瀬真由美
1992年度:P・リゾ
1991年度:塩谷育代
1990年度:西田智慧子
1989年度:A・ベンツ
1988年度:高須愛子
1987年度:日蔭温子
1986年度:樋口久子
1985年度:池渕富子
1984年度:吉川なよ子
1983年度:吉川なよ子