1カ月ほど前からショットが思うように飛ばず、なかなか納得のいくラウンドができていなかった。武蔵丘GCのグリーンも傾斜が強く、落としどころは慎重になる必要があるため、ショットの乱れは大きな足かせとなる。師事する辻村明志コーチからは、スイング面のアドバイスだけでなく、「ピンを狙う集中力」が欠如しているという指摘も。一打一打“アバウトに”ではなく、より“ターゲット”を意識し、小祝の言葉を借りると「ピンに氣を通す」意識でショットを放つ。
ラウンド後にも、打点の修正のため、ティに置いたボールをひたすらアイアンで打ち続けた。またパター練習でも、「刃に当たらないと転がらない」という意図で、短く切った専用ウェッジでボールを転がしたり、ロングパットの距離感を合わせるため、5m、10m、15mの位置でカップから3足分の範囲にボールをおさめる練習など、工夫を重ねて試合に臨んでいる。
「(9番と16番)2つのボギーがパー5だったのがもったいなかったし、パー5で1つもバーディが獲れてない。その分難しいところがバーディになっていますが、明日は(パー5で)獲っていきたいです」
今季2勝目が近づいたが、優勝を争うのは1位の鈴木愛や、同じ順位の申ジエ(韓国)ら強敵ばかり。それだけに「周りの順位やスコアは気にせず、自分のゴルフに徹したい」と、簡単に届くものではない。ここ一番で集中力を研ぎすませていく。(文・間宮輝憲)
ラウンド後にも、打点の修正のため、ティに置いたボールをひたすらアイアンで打ち続けた。またパター練習でも、「刃に当たらないと転がらない」という意図で、短く切った専用ウェッジでボールを転がしたり、ロングパットの距離感を合わせるため、5m、10m、15mの位置でカップから3足分の範囲にボールをおさめる練習など、工夫を重ねて試合に臨んでいる。
「(9番と16番)2つのボギーがパー5だったのがもったいなかったし、パー5で1つもバーディが獲れてない。その分難しいところがバーディになっていますが、明日は(パー5で)獲っていきたいです」
今季2勝目が近づいたが、優勝を争うのは1位の鈴木愛や、同じ順位の申ジエ(韓国)ら強敵ばかり。それだけに「周りの順位やスコアは気にせず、自分のゴルフに徹したい」と、簡単に届くものではない。ここ一番で集中力を研ぎすませていく。(文・間宮輝憲)