三菱電機で今季のレギュラーツアーは35試合目。ここまでのツアー総動員数は60万1987人で、昨年よりも+7万6499人増となっている。1試合平均では2249人増。ちなみに昨年はステップ・アップ・ツアーで開催されていた「パナソニックオープンレディース」は+7705人だった。
新規開催の「資生堂 アネッサ レディス」をのぞく34試合で、ギャラリー数が前年を下回ったのは8試合。そこには、今年はゴールデンウイーク開催でなかった「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(-8933人)や、台風の影響で2日目が中止になり、かつ最終日が無観客試合となった「スタンレーレディス」(-1万104人)も含まれる。
さらにゴルフは屋外競技ということもあり、天候がギャラリー数を左右する部分も大きい。減少の理由が明確なサロンパス、スタンレーを除き、大会期間中に雨は降らなかったがギャラリーが減ったというのは「中京テレビ・ブリヂストンレディス」(-698人)と、「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」(-854人)の2試合だけだった。
一番下に記載した動員数を見てもらうと、やはり“渋野効果”の大きさも感じられる。渋野が全英から帰国し、凱旋試合となった「北海道meijiカップ」以前の22試合の合計増員数は1万7008人(昨年比)。しかし、それ以降は13試合で5万9491人増を記録している。1試合平均では809人増→4576人増。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は1万5781人増、「日本女子オープン」は2万663人増と、メジャーでの過熱ぶりはさらに顕著だ。
全英制覇後、渋野が出場しなかった三菱電機前の3試合は、「CAT Ladies」(前年比-783人)、「ゴルフ5レディス」(同+624人)、「富士通レディース」(同+948人)。やはり渋野の出場試合に比べると伸び率は鈍るが、初日が雨だった影響もあり動員を落としたCAT以外はいずれもプラス。そして、三菱電機では前年比+4179人と、渋野がいる試合とそん色ない伸び率を記録した。
もちろん三菱電機で、大幅に動員が増えた明確な理由を割り出すのは難しい。ただ古江彩佳のプロデビュー戦という話題性や、タイガー・ウッズ(米国)が優勝した「ZOZOチャンピオンシップ」が前週に行われるという、いい流れは確実にあった。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)関係者も、「渋野さんの影響はもちろんですが、昨年よりも『ゴルフ』の話題が出る機会は確実に増えていますよね」と、現在の状況を喜んでいる。
新規開催の「資生堂 アネッサ レディス」をのぞく34試合で、ギャラリー数が前年を下回ったのは8試合。そこには、今年はゴールデンウイーク開催でなかった「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(-8933人)や、台風の影響で2日目が中止になり、かつ最終日が無観客試合となった「スタンレーレディス」(-1万104人)も含まれる。
さらにゴルフは屋外競技ということもあり、天候がギャラリー数を左右する部分も大きい。減少の理由が明確なサロンパス、スタンレーを除き、大会期間中に雨は降らなかったがギャラリーが減ったというのは「中京テレビ・ブリヂストンレディス」(-698人)と、「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」(-854人)の2試合だけだった。
一番下に記載した動員数を見てもらうと、やはり“渋野効果”の大きさも感じられる。渋野が全英から帰国し、凱旋試合となった「北海道meijiカップ」以前の22試合の合計増員数は1万7008人(昨年比)。しかし、それ以降は13試合で5万9491人増を記録している。1試合平均では809人増→4576人増。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は1万5781人増、「日本女子オープン」は2万663人増と、メジャーでの過熱ぶりはさらに顕著だ。
全英制覇後、渋野が出場しなかった三菱電機前の3試合は、「CAT Ladies」(前年比-783人)、「ゴルフ5レディス」(同+624人)、「富士通レディース」(同+948人)。やはり渋野の出場試合に比べると伸び率は鈍るが、初日が雨だった影響もあり動員を落としたCAT以外はいずれもプラス。そして、三菱電機では前年比+4179人と、渋野がいる試合とそん色ない伸び率を記録した。
もちろん三菱電機で、大幅に動員が増えた明確な理由を割り出すのは難しい。ただ古江彩佳のプロデビュー戦という話題性や、タイガー・ウッズ(米国)が優勝した「ZOZOチャンピオンシップ」が前週に行われるという、いい流れは確実にあった。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)関係者も、「渋野さんの影響はもちろんですが、昨年よりも『ゴルフ』の話題が出る機会は確実に増えていますよね」と、現在の状況を喜んでいる。