全英優勝後はあわただしい時間が続いた。そこで、先週の「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」終了後、チームで今後のロードマップを作成。渋野の未来予想図が完成した。具体的には、まずは完全参戦ではなく20年シーズン1年間に出場予定の12試合をこなし、米本土開催の移動や、生活環境に慣れることが先決と判断。その上で、以下の選択肢をとることになる。
「来年の予選会に出ます」。つい先週まで行われていた8日間に及ぶ米ツアーの予選会「Qシリーズ」に来年参戦。その上で出場権を獲得し、21年から米ツアーで戦う。もしくは、出場予定の12試合中、予選落ちのない試合で獲得した賞金総額が、賞金ランキング40位の選手より上位なら、新たな道も開ける。このケースでは、出場優先カテゴリー10番目の選手として、例年の傾向であれば、21年シーズンに約20試合の出場が可能になるのだ。
もちろん再び同ツアーで優勝という最短ルートで、一発メンバー入りというのがいちばん。いずれの結果になるにせよ、渋野にとって8日(金)に開幕する本大会で結果を残すことは大命題となる。描く予想図では30歳でメジャー全大会制覇のグランドスラム。残すはあと4つ。大きな目標に向かい、渋野の新たなステージがスタートする。(文・高桑均)
「来年の予選会に出ます」。つい先週まで行われていた8日間に及ぶ米ツアーの予選会「Qシリーズ」に来年参戦。その上で出場権を獲得し、21年から米ツアーで戦う。もしくは、出場予定の12試合中、予選落ちのない試合で獲得した賞金総額が、賞金ランキング40位の選手より上位なら、新たな道も開ける。このケースでは、出場優先カテゴリー10番目の選手として、例年の傾向であれば、21年シーズンに約20試合の出場が可能になるのだ。
もちろん再び同ツアーで優勝という最短ルートで、一発メンバー入りというのがいちばん。いずれの結果になるにせよ、渋野にとって8日(金)に開幕する本大会で結果を残すことは大命題となる。描く予想図では30歳でメジャー全大会制覇のグランドスラム。残すはあと4つ。大きな目標に向かい、渋野の新たなステージがスタートする。(文・高桑均)