最後の大会制覇から8年。今TOTOの会場を眺めて、こんな感情も抱く。「今は日本に来る海外勢も若い選手が多くて、私がツアーにいた時とはガラリと変わっている。日本でも、年齢が上になるにつれて逆に取り残されていく感覚はありますけど、そのなかで当時一緒にプレーしていた海外の選手が頑張っている姿を見ると、世界では年齢は関係ないんだなと思えて、私も頑張れます」。懐かしい顔に会うことが、上田の大きなモチベーションにもつながっている。
最後に、『大会3勝目を挙げたら再び米ツアーに行くのか』という質問を投げかけてみた。するとすぐに「ないです!」と“否定”した後、少しの間を置いて「勝ったらもう1回考えるかもしれない(笑)」と笑った。「米ツアーは大好き。でも日本という国が好きなので」という今季2勝の33歳は、大会後大きな迷いを持ったなかで瀬田を後にすることになるのか。
「ゴルフは対応力が一番大事。状況に応じて、いい決断をしていければ、ショットもパットも調子自体は悪くないので、やれるかなという期待もあります」。円熟味を増した歴代覇者のプレーを、楽しみにしたい。(文・間宮輝憲)
最後に、『大会3勝目を挙げたら再び米ツアーに行くのか』という質問を投げかけてみた。するとすぐに「ないです!」と“否定”した後、少しの間を置いて「勝ったらもう1回考えるかもしれない(笑)」と笑った。「米ツアーは大好き。でも日本という国が好きなので」という今季2勝の33歳は、大会後大きな迷いを持ったなかで瀬田を後にすることになるのか。
「ゴルフは対応力が一番大事。状況に応じて、いい決断をしていければ、ショットもパットも調子自体は悪くないので、やれるかなという期待もあります」。円熟味を増した歴代覇者のプレーを、楽しみにしたい。(文・間宮輝憲)