そんなリディアは河本について、「Qシリーズ(最終予選会)は長丁場で難しかったと思う。それを乗り越えた選手だから米ツアーでもきっとうまくでプレーができると思う」と、ルーキーに言葉を送った。1番ティでスタートを待つ間には、『来年から一緒にプレーできるね』という会話も交わし、歓迎の意思を伝えた。そして、そのプレーを見て、「とてもパワーがあって、いい笑顔を見せられる選手。米ツアーのメンバーとして、ユイはとても楽しみな選手の一人ね」と期待を口にした。
プロ転向前にツアー優勝を果たすなど、アマチュア時代から“天才少女”の呼び名を欲しいままにしてきたリディア。自身のルーキーイヤーも振り返り、この大会を今後につなげて欲しいという考えを示した。
「私は転向する前の年にも、ツアーに10試合ほど出させてもらって、そこで色々な選手に会うことができた。ユイも、今週米ツアーの選手に会うことができるのは、今後につながるいいことだと思う」。そして笑顔で、「米ツアーは、もちろんお互いに競争をする場だけれど、ファミリー的なところもある。ユイの雰囲気であれば、すぐに溶け込んでいけると思うわ」と話した。
この日のラウンド後には、アプローチ練習場で、さっそくリディアの技術を自らの練習に取り入れ、習得に励む河本の姿が目に入ってきた。それはフェースを開いて、乗せるように球を運ぶ技術。どんな言葉よりも、直接目にしたプレーは何よりも説得力を持つ。ここから来年、海を渡るまで、貪欲に自らの腕を磨き続ける。(文・間宮輝憲)
プロ転向前にツアー優勝を果たすなど、アマチュア時代から“天才少女”の呼び名を欲しいままにしてきたリディア。自身のルーキーイヤーも振り返り、この大会を今後につなげて欲しいという考えを示した。
「私は転向する前の年にも、ツアーに10試合ほど出させてもらって、そこで色々な選手に会うことができた。ユイも、今週米ツアーの選手に会うことができるのは、今後につながるいいことだと思う」。そして笑顔で、「米ツアーは、もちろんお互いに競争をする場だけれど、ファミリー的なところもある。ユイの雰囲気であれば、すぐに溶け込んでいけると思うわ」と話した。
この日のラウンド後には、アプローチ練習場で、さっそくリディアの技術を自らの練習に取り入れ、習得に励む河本の姿が目に入ってきた。それはフェースを開いて、乗せるように球を運ぶ技術。どんな言葉よりも、直接目にしたプレーは何よりも説得力を持つ。ここから来年、海を渡るまで、貪欲に自らの腕を磨き続ける。(文・間宮輝憲)