この話題を振られると、「結果を出さないといけないなかで出し切れてない。抜かれて当然」とサバサバとした表情でコメント。「そこは経験や実力の差だと思うし、自分がまだまだレベルが低いと実感します」と受け止めた。さらに鈴木は世界ランクでも現在の24位から20位前後まで浮上することが予想され、13位で日本人2番手につける渋野との差を縮めてくる。現状では日本人で2人が得る東京五輪チケット争いも、一気にヒートアップする。
賞金女王へは「残り3試合は全部優勝じゃないと無理だと思う」という危機感を口にし、世界ランクについても「維持あるいは上位に行くにはトップ10……トップ5に入らないと」と改めて気持ちを引き締めた。東京五輪争いについては、「私は全英の1発でだけで、(世界ランクを)徐々に上げたわけではない。実力は全然違う。……みんなで行ければいいんですけどね(笑)」と“シブコ節”も交えて笑いを誘ったが、終盤戦で気を緩めることができる試合は1つもないことは、渋野が一番よく理解している。(文・間宮輝憲)
賞金女王へは「残り3試合は全部優勝じゃないと無理だと思う」という危機感を口にし、世界ランクについても「維持あるいは上位に行くにはトップ10……トップ5に入らないと」と改めて気持ちを引き締めた。東京五輪争いについては、「私は全英の1発でだけで、(世界ランクを)徐々に上げたわけではない。実力は全然違う。……みんなで行ければいいんですけどね(笑)」と“シブコ節”も交えて笑いを誘ったが、終盤戦で気を緩めることができる試合は1つもないことは、渋野が一番よく理解している。(文・間宮輝憲)