渋野が全英優勝時に獲得した世界ランキングポイントは「100」で、他大会に比べ圧倒的に高い数字。鈴木が今回のTOTOで獲得したのは「43」、前週の「樋口久子 三菱電機レディス」の優勝では「18.5」ポイントの獲得だった。ちなみに、日本勢トップ3の今季の優勝で得たポイントを参考までにみてみると、下記のようになる。
■畑岡奈紗
キア・クラシック(米ツアー) 62ポイント
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 22ポイント
日本女子オープン 20.5ポイント
■渋野日向子
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 19.5ポイント
資生堂 アネッサ レディス 19ポイント
全英AIG女子オープン(米ツアー) 100ポイント
デサントレディース東海クラシック 20.5ポイント
■鈴木愛
ヨコハマタイヤPRGRレディス 19.5ポイント
宮里藍 サントリーレディス 19.5ポイント
ニチレイレディス 19ポイント
ニトリレディス 19ポイント
樋口久子 三菱電機レディス 18.5ポイント
TOTOジャパンクラシック 43ポイント
世界ランキングは過去2年間(104週)の試合で獲得したポイントによって順位が決まるが、直近13週の試合がより重視される仕組み。それ以前の試合で獲得したポイントは、毎週一定の割合で減点されていく。つまり、安定して上位に入ることがランキングを維持することにつながり、鈴木のようにコンスタントに優勝を重ねることはランキング維持にも有効だ。ただし、渋野の全英100ポイントは減点されていっても、元が大きいだけに、その存在感は圧倒的だ。
上のまとめをみれば分かる通り、世界ランキング上位選手が多く出場する米ツアーのほうが日本ツアーよりもポイントを稼げることになる。渋野が来年の海外女子メジャー大会に出場する意向を示しているのはそのためだが、当然メジャーで結果が出なければ、日本ツアーに出場して上位に入ることで獲得できるポイントより低いポイントとなることも十分想定される。そのため、日米どちらに軸足を置くかというのは、この世界ランキングのポイント稼ぎだけを考えれば、難しい問題なのは間違いない。
■畑岡奈紗
キア・クラシック(米ツアー) 62ポイント
日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 22ポイント
日本女子オープン 20.5ポイント
■渋野日向子
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 19.5ポイント
資生堂 アネッサ レディス 19ポイント
全英AIG女子オープン(米ツアー) 100ポイント
デサントレディース東海クラシック 20.5ポイント
■鈴木愛
ヨコハマタイヤPRGRレディス 19.5ポイント
宮里藍 サントリーレディス 19.5ポイント
ニチレイレディス 19ポイント
ニトリレディス 19ポイント
樋口久子 三菱電機レディス 18.5ポイント
TOTOジャパンクラシック 43ポイント
世界ランキングは過去2年間(104週)の試合で獲得したポイントによって順位が決まるが、直近13週の試合がより重視される仕組み。それ以前の試合で獲得したポイントは、毎週一定の割合で減点されていく。つまり、安定して上位に入ることがランキングを維持することにつながり、鈴木のようにコンスタントに優勝を重ねることはランキング維持にも有効だ。ただし、渋野の全英100ポイントは減点されていっても、元が大きいだけに、その存在感は圧倒的だ。
上のまとめをみれば分かる通り、世界ランキング上位選手が多く出場する米ツアーのほうが日本ツアーよりもポイントを稼げることになる。渋野が来年の海外女子メジャー大会に出場する意向を示しているのはそのためだが、当然メジャーで結果が出なければ、日本ツアーに出場して上位に入ることで獲得できるポイントより低いポイントとなることも十分想定される。そのため、日米どちらに軸足を置くかというのは、この世界ランキングのポイント稼ぎだけを考えれば、難しい問題なのは間違いない。