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女性アスリートが長年戦い続ける難しさはどこにある? 『ツアー撤退表明』続く女子会場でトッププロに聞いた【記者の目】

女性アスリートが長年戦い続ける難しさはどこにある? 『ツアー撤退表明』続く女子会場でトッププロに聞いた【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年11月26日 16時19分

渋野日向子が逆転賞金女王に望みをつなぐ勝利を挙げるなど、大きな盛り上がりを見せた「大王製紙エリエールレディス」。今年のゴルフ界を象徴するルーキーがまたしても日本中を沸かせるなか、愛媛県にあるその会場は今週“別の表情”も見せていた。長年ツアーを支えた選手の相次ぐ『ツアー撤退表明』によって、送別の場にもなっていたのだ。

諸見里しのぶ、宙を舞う

先週の「伊藤園レディス」では、「モチベーションの低下」を理由に、長年シードを守ったツアー3勝の大江香織がツアーを離れる決断を明らかにした。「何があるかは分からないけど、今の気持ちはもう試合に出ることはないと思います」。実質的な“現役引退宣言”となった。

そして、その次の週の愛媛ではツアー9勝の諸見里しのぶ、同7勝の佐伯三貴、同3勝の一ノ瀬優希がツアー休止を自らの口で表明した。「キッパリとやめるわけではない」と話した佐伯のように、この3人については、まったく試合に出なくなるというわけではない。推薦出場などの機会があればプレーする意向も口にしているが、それでもホールアウト後には花束が贈られ、送られる者、そして送り出す者の両方が涙を流すシーンが印象に残った。

もちろん、どれだけ希望しても出場権を確保できていなければ試合に出られない厳しい世界。今回は優勝経験があり、かつ長年第一線でプレーした実績ある選手が、事前にツアーから退くことを表明していたことで“ラッシュ”の様相を呈していたが、出場を望みながらも出られなくなる選手が毎年のように現れるのも現実だ。そういう選手が、再び出場権をつかむため必死に汗を流すのか、そうでないかが『撤退』という表現の一つの基準になりそうだ。

一ノ瀬は4日間の戦いを終え、「寂しい」という言葉とともに「いつもQTに向けてとか、シードを獲っても1日休んだらもう練習だった。あしたから何もしなくていいと思うと不思議。休憩できると思うとホッとしますね」という本音も口にした。トップカテゴリーで戦い続けることの大変さを改めてうかがい知れたが、その難しさについて現役のトッププロたちにも聞いてみた。

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