<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇28日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>
11月に入ったときは賞金ランキング1位快走も、気がつけば最終戦で賞金女王戴冠へは単独2位が最低条件となってしまった申ジエ(韓国)。それでも過去2勝を挙げている得意大会に期待は大きかったが、3オーバー・26位タイと大きく出遅れるかたちとなった。
天才が描く芸術作品 申ジエのアプローチ【連続写真付き解説】
いつもとは違うコンディションに苦しんだ。「朝早くから風が強くて、雨も降って大変な1日でした。特に今日の風はいつもとは逆方向、そこで難しさが出ましたね」。出だしの1番2打目は残り155ヤード。6番アイアンでアドレスに一度入るも、アゲンストの加減を読んで7番アイアンに切り替えたがそれでもグリーンをオーバー。「6番で打っていたら(奥の)ギャラリーさんが危なかったですね(笑)」という冗談も寂しく聞こえるボギースタート。結局、最後までこのどんよりした流れのまま行ってしまった。
この日は女王争いのライバル・鈴木愛と2人でのラウンドとなったが、「自分のプレーに集中していましたし、初日ですからとなりでいいプレーしていても何も気にしません。あと3日ありますから」と意に介さず。『スコアボードを見ましたか?』という質問にも「ほかの選手のスコアを見る余裕はいつもありますよ(笑)。スコアを見ながら最後まで頑張ろうと思っていました」と女王争いの重圧も、メンタル面への不安はなかったことを強調する。
首位とは8打差、最低条件の2位までも6打差と水をあけられたかたちとなったが、「チャンスがないとは思わない」と語気を強めた。「あしたからはいい天気になる予報です。4日ぶんのボギーはきょう全て出ました。アグレッシブなプレーをすればバーディは来ると思います。好きなコースですし、いい気分でプレーできる」。日本ツアー参戦以降の6年間、いまだたどり着いていない頂へ。正念場を迎えても前向きなコメントで自分を鼓舞した。(文・秋田義和)
11月に入ったときは賞金ランキング1位快走も、気がつけば最終戦で賞金女王戴冠へは単独2位が最低条件となってしまった申ジエ(韓国)。それでも過去2勝を挙げている得意大会に期待は大きかったが、3オーバー・26位タイと大きく出遅れるかたちとなった。
天才が描く芸術作品 申ジエのアプローチ【連続写真付き解説】
いつもとは違うコンディションに苦しんだ。「朝早くから風が強くて、雨も降って大変な1日でした。特に今日の風はいつもとは逆方向、そこで難しさが出ましたね」。出だしの1番2打目は残り155ヤード。6番アイアンでアドレスに一度入るも、アゲンストの加減を読んで7番アイアンに切り替えたがそれでもグリーンをオーバー。「6番で打っていたら(奥の)ギャラリーさんが危なかったですね(笑)」という冗談も寂しく聞こえるボギースタート。結局、最後までこのどんよりした流れのまま行ってしまった。
この日は女王争いのライバル・鈴木愛と2人でのラウンドとなったが、「自分のプレーに集中していましたし、初日ですからとなりでいいプレーしていても何も気にしません。あと3日ありますから」と意に介さず。『スコアボードを見ましたか?』という質問にも「ほかの選手のスコアを見る余裕はいつもありますよ(笑)。スコアを見ながら最後まで頑張ろうと思っていました」と女王争いの重圧も、メンタル面への不安はなかったことを強調する。
首位とは8打差、最低条件の2位までも6打差と水をあけられたかたちとなったが、「チャンスがないとは思わない」と語気を強めた。「あしたからはいい天気になる予報です。4日ぶんのボギーはきょう全て出ました。アグレッシブなプレーをすればバーディは来ると思います。好きなコースですし、いい気分でプレーできる」。日本ツアー参戦以降の6年間、いまだたどり着いていない頂へ。正念場を迎えても前向きなコメントで自分を鼓舞した。(文・秋田義和)