何気ない会話や質問に対する回答がウィットに富んでいて、会見を開けば日本のみならず海外記者をも爆笑させた“シブコ節”。全英から帰国してからも、毎日のように新たなシブコ語録を生み出している。「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でもその“切れ味”が衰えることはない。

渋野日向子の手つなぎパッティング練習【動画】

逆転賞金女王に望みをつなぐ連日の「70」でトータル4アンダーの3位タイ。残り2日で、最低2位以上という厳しい女王戴冠条件をクリアするために、3日目は爆発といきたいところだ。

初めてのコースで、特徴的なコーライ芝のグリーン。芝目に苦戦する渋野だが、それでもこのスコアであがるのはさすが。鈴木愛3連勝の後の逆転2連勝で女王戴冠となれば、後世に語り継がれるシーズンになること間違いなしだ。そんなドラマをぜひとも見てみたいと思うファンも多いはず。

ところが、一つ気がかりなのがパー5でスコアを伸ばしきれていないところ。4つあるパー5は3つが400ヤード台で2オン可能。初日は9番で2オンに成功するも4パットボギー。11番ではイーグルを奪ったが、2日目は13番のバーディ1つに終わった。

2日目のバックナインに入るときには、パー5で「やったろう！」と心に決めたが、11番ではティショットが左ラフ。2オンを狙ったセカンドはグリーン左手前のラフ。右奥のピンに対してアプローチはショートしてラフ…。