＜LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇30日◇宮崎CC（宮崎県）◇6535ヤード・パー72＞

今季国内女子ツアーの最終戦は現在3日目の競技が進行中。逆転女王に向け単独2位以上が最低条件となっている渋野日向子は、前半に3バーディ・1ボギーとスコアを2つ伸ばし、トータル6アンダーでテレサ・ルー（台湾）と並ぶ首位に浮上した。

シブコさん きょうのウェアはニーハイソックススタイルです

連日の好天のもと、イ・ボミ（韓国）とのツーサムで大ギャラリーを引き連れてプレーする渋野は、スタートからパーを4つ並べる静かな滑り出しとなった。さらに5番パー3では、ティショットをグリーン奥のラフに外すと、そこから寄らず入らずのボギーを喫してしまう。

しかし直後の6番パー4で、手前5mからのバーディパットをねじ込んで“バウンスバック”を決めると、続く7番ではピン奥3mからのチャンスをものにして連続バーディ。ギャラリーの大歓声を一身に浴びた。さらに9番パー5でも50ヤードほどの三打目を40cmまで寄せバーディを奪うと、これで前日までトップのテレサに追いついた。

またイ・ボミ（韓国）がトップの渋野、テレサに次ぐトータル5アンダーにつけている。渋野と賞金女王の座を争う、現在ランク1位の鈴木愛は後半をプレー中。ここまでで2つ伸ばして、トータル1アンダー、現時点で10位タイにつけている。ランク2位の申ジエ（韓国）も1つ伸ばし、トータルイーブンパー・17位タイでプレー中。