「前回よりも長い4日間でした」と、初戴冠の2017年よりも気持ちの余裕はなかった。怒とうの3連勝を含め7勝を挙げた年の最後に、苦しさ倍増の女王レースのフィナーレ。優勝こそ逃したが、三つ巴の闘いに終止符を打った。最終日の「68」は貫禄のスコア。「山あり谷ありの1年だった。交通事故にもあったし、ケガもありました。いいことも悪いこともありました」としたが、最後にご褒美が待っていた。
「自国開催のオリンピックに出るチャンスはもうないと思う」と、来年の東京五輪も視野に入れて、「海外で出られる試合にももっと出たい」と、すでに20年の目標は明確。「とりあえず遊びに行きたい」と笑ったが、純白のウェアに込めた“新たなスタート”の気持ちは途切れることなく、来シーズンにつながっている。(文・高桑均)
「自国開催のオリンピックに出るチャンスはもうないと思う」と、来年の東京五輪も視野に入れて、「海外で出られる試合にももっと出たい」と、すでに20年の目標は明確。「とりあえず遊びに行きたい」と笑ったが、純白のウェアに込めた“新たなスタート”の気持ちは途切れることなく、来シーズンにつながっている。(文・高桑均)