上がってみれば優勝したソンウとは4打の差がついたが、トータル7アンダーは堂々の2位タイ。最終ホールではセカンドを2.5mにつけてバーディフィニッシュ、代名詞のスマイルで大歓声に応えると、「長かったような、短かったような」1年を締めくくった。
「最後入ったら気持ちよく終われるかなと思った。どのパットよりも気持ちが入った。(最後のパットが)入って笑いしかなかった。(セカンドショットを)ダフって乗せるところは私を象徴している。良い終わり方をしたなと思います」と、ちょっとだけダフったセカンドのミスショットからナイスバーディは、全英最終日、優勝を決めたパットを思い起こさせた。
常々、まだまだ未熟と話している渋野だが、今季の点数を聞かれこう答えた。「本当は100点以上の年。でも、98点。2点は軽井沢の3パットです」と最終ホールで競り負けた「NEC軽井沢72」で涙を流したパットの分を減点したが、「何回も優勝させていただき、いろんな人と出会えた」と、思いがけない1年を笑顔で振り返った。
ツアールーキーが描いたシンデレラストーリー。日本中を席巻したシブコフィーバーはひとまずこれで終了。クリスマスイブに「おやしらずを抜きます(笑)」と最後もシブコ節で締めくくった渋野。テレビ出演やイベントなど、コース外での忙しい日々はまだまだ続くが、とりあえずひとつだけ言わせてほしい。お疲れ様でした。そして、ありがとう渋野日向子!(文・高桑均)
「最後入ったら気持ちよく終われるかなと思った。どのパットよりも気持ちが入った。(最後のパットが)入って笑いしかなかった。(セカンドショットを)ダフって乗せるところは私を象徴している。良い終わり方をしたなと思います」と、ちょっとだけダフったセカンドのミスショットからナイスバーディは、全英最終日、優勝を決めたパットを思い起こさせた。
常々、まだまだ未熟と話している渋野だが、今季の点数を聞かれこう答えた。「本当は100点以上の年。でも、98点。2点は軽井沢の3パットです」と最終ホールで競り負けた「NEC軽井沢72」で涙を流したパットの分を減点したが、「何回も優勝させていただき、いろんな人と出会えた」と、思いがけない1年を笑顔で振り返った。
ツアールーキーが描いたシンデレラストーリー。日本中を席巻したシブコフィーバーはひとまずこれで終了。クリスマスイブに「おやしらずを抜きます(笑)」と最後もシブコ節で締めくくった渋野。テレビ出演やイベントなど、コース外での忙しい日々はまだまだ続くが、とりあえずひとつだけ言わせてほしい。お疲れ様でした。そして、ありがとう渋野日向子!(文・高桑均)