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全英後4カ月の喜怒哀楽 渋野日向子、「葛藤」からの「吹っ切れ」

全英後4カ月の喜怒哀楽 渋野日向子、「葛藤」からの「吹っ切れ」

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2019年12月2日 07時50分

天真爛漫な20歳はその後、一時不調に陥るも6月末の賞金ランキング上位の資格で全英の出場権を獲得すると、7月初戦の「資生堂 アネッサ レディス」でツアー2勝目。シンデレラストーリーを駆け上がり、トレードマークの笑顔が日本のファンにも定着した。

ゴルフ界では渋野の名前は知れ渡り、ルーキーのサクセスストーリーに沸いたが、8月に入ると、一夜にして国民的ヒロインに駆け上がる。無欲で臨んだ初の海外試合「全英AIG女子オープン」では、世界を驚かせる活躍を見せた。4日間笑顔を振りまき、日本人42年ぶりの海外女子メジャー制覇。そんな歓喜の瞬間は人生が変わるとともに、葛藤との闘いの始まりでもあった。

帰国直後は周囲の目が劇的に変わった。メディアにも引っ張りだこ。疲れもピークに達し、体調を崩した。それでも帰国後2戦目には優勝争い。翌戦も5位に入ったが、心の中はどんどん苦しくなっていく。

「9月かな。コニカミノルタ杯とかその辺」。結果を出さなければいけないというプレッシャーに加え、“オーバーパーなしラウンド記録”更新への重圧と、心労が重なっていく。このときは無理に笑顔をつくることもあったと明かし、20歳の表情には苦しい笑みが現れる。「なんであのときできたのにできないのかと自分に怒ったり…。追い込みすぎたと思います」。それでも、苦しみを乗り越え翌週はあの大逆転劇を演じる。

デサントレディース東海クラシック」では2日目を終えて首位と8打差。この差が渋野の気持ちを吹っ切れさせたのかもしれない。最終日は「64」の大爆発。上位陣が伸び悩むなか今季3勝目をつかんだ。メンタル面で苦しんだ時期は「この優勝があったから乗り越えたんですかね」と、自然な笑顔が戻るようになった。

ここで飛び出した「皆さん思っていると思いますが、やっぱり賞金女王が次の目標」。だが、ここからさらに渋野の苦しい時期は続いていく。期待に応えたい気持ちと、伴わない結果。ルーキーイヤーで海外メジャー制覇に国内3勝。高まる期待はとどまることを知らず、国内での笑顔は影を潜める。「バーディを取れば自然とにやけてしまう」としていた自然の笑顔もどこか不自然に映るようになった。

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