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日本に対応するために… 課題克服が実った参戦初年度のメジャーV【勝者のギア】

日本に対応するために… 課題克服が実った参戦初年度のメジャーV【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年12月2日 12時40分

賞金女王争いに沸いた国内女子ツアーの今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は、ペ・ソンウ(韓国)の4打差圧勝で幕を閉じた。これで日本ツアー参戦初年度から獲得賞金1億円突破、メジャー優勝を含む複数回優勝と大活躍。「今週勝つ前に“今年は100点”と言っていたのですが、これで300点になりました!(笑)」と大満足の1年目となった。

これがペ・ソンウがみせた“裸足のウォーターショット”

とはいえ、いきなり順調だったワケではない。韓国女子ツアー賞金ランキング2位(1位は全米女子オープン優勝のイ・ジョンウン6)の実績をひっさげて臨んだ昨年の日本ツアーQTでは、「緊張してしまった」と3日目を終え47位タイ(最後は14位)と苦戦を強いられ、あわや出場権を逃しそうになっていた。

だが蓋を開けてみれば、2戦目の「ヨコハマタイヤ PRGRレディス」で6位タイに入ると、8月に日本参戦を決めたときから「一番勝ちたい」と言い続けていた「北海道meijiカップ」で初優勝。そして最終戦でメジャータイトルをつかんで、順風満帆といえる1年になった。

活躍の裏にはスタイルチェンジがあった。「日本のコースではUTをうまく打ってないと上位には行けません。私は元々アイアンが得意なのですが、パー3、パー4でUTを持たされることが多く、そのなかで精度の高いショット、そして球筋を打ち分けたりしてチャンスを作らなければいけません」。新たな対応が求められた。

そのレベルアップが如実に出たのが今大会だった。距離の兼ね合いもあり、初優勝時に入れていた48度のウェッジを抜いて、19度のUTをバッグイン。3本のUT、そして5番から入るアイアンを巧みに使い分けて、4日間のパーオン率は古江彩佳と並ぶ1位(72回中52回)。ツアー屈指の難易度を誇る宮崎カントリークラブでもチャンスを作り続けて、出場者で唯一の2桁アンダーを達成した。
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