また、今季は佐伯三貴、諸見里しのぶ、一ノ瀬優希、大江香織とアラサー世代の選手のツアー撤退も相次いだが、藤田にその気はさらさらない。「今年辞める人が多かったから、私も辞めるんじゃないかと言われました(笑)。だけど、みんなが辞める理由を挙げていたことが、私には当てはまらなかった。モチベーションも下がっていないし、プレーできなくなるようなケガもしてない。結婚もしてるし(笑)」。気持ちはしっかりと来シーズンを見つめている。
「来季は“優勝します!”というより、1つ1つ目標を達成できるようにしたいですね。まず前半戦で頑張って、リランキングの後も出られる資格を獲る。そのなかでシードが見えてきたら、後半で優勝を目指せる。シード選手ではないので、来季もアクセル全開でいかないと」。コンペの最後の挨拶では「まだまだ若い子には負けません。引退もしません」と宣言した34歳。取り戻した泥臭いプレーで、復活シードをうかがう。
「来季は“優勝します!”というより、1つ1つ目標を達成できるようにしたいですね。まず前半戦で頑張って、リランキングの後も出られる資格を獲る。そのなかでシードが見えてきたら、後半で優勝を目指せる。シード選手ではないので、来季もアクセル全開でいかないと」。コンペの最後の挨拶では「まだまだ若い子には負けません。引退もしません」と宣言した34歳。取り戻した泥臭いプレーで、復活シードをうかがう。