12月18日に都内で行われた2019LPGAアワードで、年間最優秀選手賞など最多の4つの賞に輝いた渋野日向子。

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まさにしぶこ旋風と呼ぶにふさわしい活躍だったが、受賞の檀上でコメントを求められると、「今年のすべてのきっかけは、4月のバンテリンでした。初日最下位から予選通過できたことが、自分のなかでは大きかった」とコメント。

この試合の初日は9オーバーの81を叩き106位タイという、まさにドン尻。そこから2日目に6アンダー66を叩き出し、ギリギリ予選通過を果たすと、最終日も4アンダーで回り、結果的に20位タイで終えている。

そして本人のコメントを証明するように、この3試合後の公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では見事初優勝を挙げ、さらに年間4勝という結果につなげた。

常に笑顔でファンの声援にこたえ、一気にスター選手へと昇りつめた渋野だが、本人いわく「気持ちの切り替えは下手。ミスするとずっと怒っていてそれをパワーに変えている感じ。あと、お菓子を食べて気持ちを切り替えています」という。