その最終日は思いがけない、注目組入りとなった。鈴木愛と大山志保。いずれも歴代賞金女王の大先輩だ。「楽しみでしかない」と話したラウンドは2番でボギーが先行したが、3番パー5で3打目を寄せてバーディ。その後も2バーディを奪い、首位争いのまま後半に入った。
ところが、11番でボギーを叩くとその後も2つスコアを落とした。終わってみれば、スコアを伸ばし続けた鈴木との差は6打。「愛さんの集中力が違いました」と、優勝争いの中でのスコアへの執着、そして「技術が足りません」というスキルのなさを痛感した。「今までで一番、もっと強くなりたいと思いました」と唇をかんだ。
そんな悔しい思いをしながらも、プロとしての初レギュラー試合でトップ10という輝かしい成績が、その後の大躍進、そしてブレイクへとつながったのはいうまでもない。ツアートップの技と強さを間近で体感し、計り知れない悔しさを味わった渋野の心に火がついた。
それをさらに促したのが、翌週の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」と翌々週の「アクサレディス」での連続予選落ち。のちに「あの2試合連続の予選落ちが本当に悔しかった」と、注目を集めた直後のふがいなさを振り返ったが、これをバネにしたかのように4月に入ると、よりいっそうスポットライトを浴びることになる。ただしそれは名誉なのか、不名誉なのか…。あの珍記録が生まれる。
【3月の成績】
■ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ
17位タイ
■Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント
予選落ち
■アクサレディス
予選落ち
ところが、11番でボギーを叩くとその後も2つスコアを落とした。終わってみれば、スコアを伸ばし続けた鈴木との差は6打。「愛さんの集中力が違いました」と、優勝争いの中でのスコアへの執着、そして「技術が足りません」というスキルのなさを痛感した。「今までで一番、もっと強くなりたいと思いました」と唇をかんだ。
そんな悔しい思いをしながらも、プロとしての初レギュラー試合でトップ10という輝かしい成績が、その後の大躍進、そしてブレイクへとつながったのはいうまでもない。ツアートップの技と強さを間近で体感し、計り知れない悔しさを味わった渋野の心に火がついた。
それをさらに促したのが、翌週の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」と翌々週の「アクサレディス」での連続予選落ち。のちに「あの2試合連続の予選落ちが本当に悔しかった」と、注目を集めた直後のふがいなさを振り返ったが、これをバネにしたかのように4月に入ると、よりいっそうスポットライトを浴びることになる。ただしそれは名誉なのか、不名誉なのか…。あの珍記録が生まれる。
【3月の成績】
■ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ
17位タイ
■Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント
予選落ち
■アクサレディス
予選落ち