国内女子ツアーは開幕戦に続き、2戦目の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」も中止が決定。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、主催者や日本女子プロゴルフ協会は苦渋の選択を余儀なくされている。

“女王”が投票で決まる？　女子プロドレス選手権開催中【写真】

高知県で開催予定だった明治安田生命レディスだったが、昨年大会覇者で同じ四国出身の鈴木愛が中止を受け心境を明かし、無念の思いを述べるとともに事態の終息を願った。

「開幕戦に続き第2戦も中止となったことは、非常に残念でなりません。一日も早く事態が収束することを願い、来たる日には、皆様の前で最高のプレーをするために、私たち選手も万全の態勢を整えてまいります」

賞金女王として地元四国に凱旋するはずだった鈴木。国内開幕からスタートダッシュを決め、海外女子メジャー初戦の「ANAインスピーレション」へと弾みをつけたいところだったが、思わぬ形でのシーズンスタート。最後は周囲を気遣い、「ファンの皆さま、関係者の皆さまも健康には十分にお気を付けください」と結んだ。