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文化の火を消さないために【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

文化の火を消さないために【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

配信日時:2020年3月10日 18時00分

ギャラリーの前でのプレー… その“日常”が戻るまで文化の火は絶やせない
ギャラリーの前でのプレー… その“日常”が戻るまで文化の火は絶やせない (撮影:岩本芳弘)
ガランとしたスタンドに、ぽつんと座る球団キャラクター。行司の声や、力士同士がぶつかり合う音が大きく響く土俵…。無観客試合としての開催を決断したプロ野球オープン戦と大相撲3月場所の光景だ。

開幕を待つ間に…女子プロドレス女王決定戦に参加しませんか?

新型コロナウイルス感染拡大の「瀬戸際」とされた2週間の期限は3月9日。5日に開幕を迎えるはずだった国内女子ゴルフツアー当初の2試合が中止となったのは、これを受けてのものだった。

だが、ウイルスの脅威が収まる気配はなく、先行きは見えない。20日に開幕を予定していたプロ野球が、シーズン開幕を遅らせることを決めたのも、その9日のことだった。一方で、7月に始まる東京オリンピック・パラリンピックに関してだけは、なんの根拠もなく開催を強行する姿勢を見せていることには強烈な違和感しかない。

異常事態において、真っ先に影響を受けるのはエンターテインメントビジネスや観光業だ。「不要不急の外出は控えて」と言われてしまうからだ。緊急時に最優先されるのは生きるための衣食住なのは間違いない。だが、不要不急の部分こそが人間を形作るものであり、文化そのものだということを忘れてはいけないと思う。その恩恵を受ける者だけでなく、それを提供する側であればなおさらのこと、委縮することなくそこに誇りを持って欲しい。

「音楽で心が癒された」「スポーツを見て元気になった」「本を読むことで救われた」などという話はいくらでもある。肉体だけなら最低限の衣食住で事足りるのかもしれない。だが、寒さ暑さをしのぐだけでなく、すこし気持ちが上向きになる衣類を身に着けようとすることや、おいしいものを食べるための工夫、住居を心地よく整えることなどは、すべて人間だからこその行動だ。芸術やスポーツを楽しむエンターテインメントは、その延長線上にある。

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