春の高知決戦、中止となった国内女子ツアー「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」。大会の模様を放送するはずだったテレビ東京が特別番組を組み、解説の岡本綾子とともに鈴木愛がスタジオで思いを語った。
女王・鈴木愛の着物姿【写真】
昨年大会で念願の地元四国での優勝を果たした鈴木。2015、18年と2回プレーオフに進みながらも惜敗を喫しており、是が非でもほしいタイトルだった。最終日は15番でスネークラインのロングパットを沈めて首位をがっちりキープ。そこで2位に3打差をつけると、その後も危なげなくスコアをまとめ逃げ切った。
その最終日に一緒に回っていたのは渋野日向子。「それまで全然知らなかった」と渋野との初めてのラウンドで思ったのは、「前半はトップにも立っていましたし、思い切りのいい選手だと思った」が第一印象。ところが、前日に二人はある場所で出会っていた。
「すっごい視線を感じるなと思ったら凝視されていました(笑)」。2日目終了時、夕方の練習グリーン。夕闇の中でいつものパッティング練習を行っていた鈴木が後ろから感じた視線は渋野のものだった。「パッティングを盗みたい」と語っていた渋野が、鈴木の練習を見続けていた。
そんな二人が最後まで争った賞金女王の座。同じように昨年の最終戦ではやはり暗闇でパッティング練習を繰り返した二人。先輩・鈴木に挑む後輩・渋野という構図の始まりは、この高知から始まっていた。
女王・鈴木愛の着物姿【写真】
昨年大会で念願の地元四国での優勝を果たした鈴木。2015、18年と2回プレーオフに進みながらも惜敗を喫しており、是が非でもほしいタイトルだった。最終日は15番でスネークラインのロングパットを沈めて首位をがっちりキープ。そこで2位に3打差をつけると、その後も危なげなくスコアをまとめ逃げ切った。
その最終日に一緒に回っていたのは渋野日向子。「それまで全然知らなかった」と渋野との初めてのラウンドで思ったのは、「前半はトップにも立っていましたし、思い切りのいい選手だと思った」が第一印象。ところが、前日に二人はある場所で出会っていた。
「すっごい視線を感じるなと思ったら凝視されていました(笑)」。2日目終了時、夕方の練習グリーン。夕闇の中でいつものパッティング練習を行っていた鈴木が後ろから感じた視線は渋野のものだった。「パッティングを盗みたい」と語っていた渋野が、鈴木の練習を見続けていた。
そんな二人が最後まで争った賞金女王の座。同じように昨年の最終戦ではやはり暗闇でパッティング練習を繰り返した二人。先輩・鈴木に挑む後輩・渋野という構図の始まりは、この高知から始まっていた。