3月27〜29日に行われる予定だった今季国内女子ツアー第4戦「アクサレディス」の中止が、16日（月）決まった。会場になることが決まっていたUMKカントリークラブがある宮崎県出身の柏原明日架は、「地元での試合は（女子ツアーで）2試合しかないなかで、そのうちの1試合がなくなるのは残念です」と無念を口にした。

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昨年は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝を挙げるなど2勝と活躍。優勝者として、こちらも宮崎県で行われる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に2度目となる出場を果たした際には、「宮崎に生まれて良かった」と話すなど郷土愛は深い。それだけに、今回の決定は大きなニュースだった。

だからといって、肩を落としている暇はない。国内女子ツアーは開幕からこれで4試合連続の中止と、先行き不透明な現状だが、「いつ開幕してもいいスタートが切れるように、今やれることをしっかりやっていきたい」と前を向いて練習に取り組んでいく。

「この残念な気持ちを糧にして、開幕したらしっかりとプレーしたい」。地元でツアー3勝目を挙げることは今回叶わなかったが、残る1試合の地元決戦への出場権を今年も得るため、スタートダッシュを意気込んだ。