ツアー側にもできることはまだまだある。一番簡単なのは、オフィシャルウェブサイトのプロフィール欄からそれぞれのSNSに飛べるようにすること。現状ではオフィシャルウェブサイトだけが書かれている。現状を考えれば、ウェブサイトはなくてもSNSはやっている。そんな選手はいくらでもいる。
JLPGAのサイトでも、中止のお知らせとお詫びを載せるだけでなく、それに対する選手のコメントなどを積極的に発信できるはずだ。最低でも、ディフェンディング・チャンピオンの話、地元選手の話くらいは掲載すればいい。選手たちの動きを伝えることも、できないはずはない。
こんなことがあった。第3戦が中止になり、海外女子のメジャー初戦、ANAインスピレーションも中止になった際、鈴木愛のコメントが届いたが、これには全くJLPGAはかかわっていない。ニーズの多い昨年の賞金女王のコメントをツアーが掲載することに問題があるとは思えないのだが…。
ALBA.Netのようなウェブサイトや紙媒体は、試合がないならないなりに、記事になるネタを探し、提供する。そうでなければ仕事にならないし、読者が離れてしまうからだ。ツアーのサイトも同じこと。試合がないならないなりに、話題になること、してもらえることを探して載せなければ、見てもらえない。以前よりはだいぶ、よくなったとはいえ、まだまだ足りない。
いつ果てるともしれないこの禍を乗り越えた後に何が残るのか。どれだけのことをプラスにできるのかは、今、何をするかにかかっていると言っても過言ではない。(文・小川淳子)
JLPGAのサイトでも、中止のお知らせとお詫びを載せるだけでなく、それに対する選手のコメントなどを積極的に発信できるはずだ。最低でも、ディフェンディング・チャンピオンの話、地元選手の話くらいは掲載すればいい。選手たちの動きを伝えることも、できないはずはない。
こんなことがあった。第3戦が中止になり、海外女子のメジャー初戦、ANAインスピレーションも中止になった際、鈴木愛のコメントが届いたが、これには全くJLPGAはかかわっていない。ニーズの多い昨年の賞金女王のコメントをツアーが掲載することに問題があるとは思えないのだが…。
ALBA.Netのようなウェブサイトや紙媒体は、試合がないならないなりに、記事になるネタを探し、提供する。そうでなければ仕事にならないし、読者が離れてしまうからだ。ツアーのサイトも同じこと。試合がないならないなりに、話題になること、してもらえることを探して載せなければ、見てもらえない。以前よりはだいぶ、よくなったとはいえ、まだまだ足りない。
いつ果てるともしれないこの禍を乗り越えた後に何が残るのか。どれだけのことをプラスにできるのかは、今、何をするかにかかっていると言っても過言ではない。(文・小川淳子)