18日（水）に中止が発表された国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」。昨年、ツアー屈指の難コース・葛城ゴルフ倶楽部 山名コースを初めて制し、ツアー12勝目（現在は通算13勝）を挙げた成田美寿々が、今回の決定を受けコメントを寄せた。

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世界保健機関（WHO）がパンデミック宣言を出すなど、未曾有の新型コロナ禍はいまだ衰えをみせない。そのなかで成田は、「本当に残念です。しかし現在は、感染防止に向けた取り組みをしている最も大事な時期でもありますし、苦渋の決断をされた主催者ならびに大会関係者の皆様、そして、JLPGAのご尽力には、心より敬意を表します」と現状を踏まえ、中止の事実を受け入れた。

主催者はじめ協会は開催に向け協議を続けたが、それも実らず。これで今季日程表から5試合連続で大会が消え、成田も「ファンの皆様にプレーがおみせできないことは残念に思います」とした。そのうえで、「ツアー再開に向け、しっかりと準備を進めることしかできませんが、その折には、ファンの皆様へ最高のプレーがお届けできればと思います」という決意も示した。

最後は「一刻も早く事態が収束することを心より願っております」と締めくくった。