「今まで一人でやることが多かったので、初めてで新鮮でした」。韓国勢が強さを見せる国内女子ツアーにおいて、日本勢のトップとしてつねに奮闘してきた鈴木。「やっているプロも、見てくださる方々も、展開がおもしろいほうがいい。ダントツで勝つ人がいるのも面白いですが、みんなで競っているほうがいい」。後輩たちの奮起を期待している矢先のことだった。
かつて、不動裕理や大山志保らが延々と練習していたという話を伝え聞いている鈴木。「会社員が8時間仕事するなら、私たちも8時間は練習するのが当たり前」という不動の言葉を実践しているだけと笑う。「特別なことをしているつもりはない」と話すが、そんな姿が若い選手にとっての見本になればとの自覚も芽生えてきた。
今回の合宿は当初4日間の予定だったが、ツアー中止を受けて幸か不幸か2週間の長丁場になった。「いままで自分が先輩から教えてもらったことを教えたり、『こういう練習をやったらいいよ』といったことも教えることができました。私のことを見て『こうなりたい』というのを見つけてもらえたらうれしいですね」。
日本のトップとしての自覚。そしてツアー盛り上げに欠かせない底上げの必要性を痛感しているからこその思い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け先行きが見えない中でも、ツアーのことを考え、女王がツアーを引っ張っていく。
かつて、不動裕理や大山志保らが延々と練習していたという話を伝え聞いている鈴木。「会社員が8時間仕事するなら、私たちも8時間は練習するのが当たり前」という不動の言葉を実践しているだけと笑う。「特別なことをしているつもりはない」と話すが、そんな姿が若い選手にとっての見本になればとの自覚も芽生えてきた。
今回の合宿は当初4日間の予定だったが、ツアー中止を受けて幸か不幸か2週間の長丁場になった。「いままで自分が先輩から教えてもらったことを教えたり、『こういう練習をやったらいいよ』といったことも教えることができました。私のことを見て『こうなりたい』というのを見つけてもらえたらうれしいですね」。
日本のトップとしての自覚。そしてツアー盛り上げに欠かせない底上げの必要性を痛感しているからこその思い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け先行きが見えない中でも、ツアーのことを考え、女王がツアーを引っ張っていく。