31日（火）、国内女子ツアー第7戦に組み込まれていた「KKT杯バンテリンレディス」の中止が発表された。4月17日から3日間、熊本県の熊本空港カントリークラブで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に苦渋の決断がくだされた。

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主催の株式会社熊本県民テレビ、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会の連名でのリリースでは、「新型コロナウイルス感染拡大を受け、慎重に協議を重ねた結果、ギャラリー、選手、ボランティアの皆様の安全確保が第一との考えに至った次第です」と理由が説明されている。また今大会は渋野日向子らがスポンサー契約を結ぶ、興和株式会社が特別協賛する大会だった。

すでに第6戦の「スタジオアリス女子オープン」の中止も発表されており、今回の熊本でツアー史上最長記録をさらに更新する7試合連続での中止が決まった。第8戦は4月24日開幕の「フジサンケイレディスクラシック」（静岡県・川奈ホテルGC 富士C)だが、こちらについても開催が不透明な状況といえる。

国内プロゴルフは男子ツアーも「東建ホームメイトカップ」、「中日クラウンズ」と2戦続けての中止がすでに発表されている。また米国の男女ツアーもメジャー大会を含め直近の試合の中止・延期が立て続けに決まっている。東京五輪も1年程度の延期が発表されるなど、新型ウイルス禍の出口がいまだ見えない。