2週前にテレビ番組出演で話題となった渋野日向子。ホステスプロとして出場する予定だった「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」の特別番組に登場し、司会役を務めた上田桃子が「体が大きくなった」と話したとおり、パワーアップした姿をお披露目した。

久々のシブコスマイル！　ニューシャフト持ってにんまり【写真】

試合のない状況で「ぷくぷく太りました（笑）」とした渋野だが、目下トレーニングと練習にいそしんでいる。タイ、米国、そして現在は国内で来たる開幕戦に備えているが、気になるのは、どれほどパワーアップしているのか。渋野を教える青木翔コーチに聞いてみた。

「夏場のいわゆる“振れている時期”とおなじくらい振れています。飛距離も伸びていますよ」と、渋野の仕上がり具合を説明してくれた。「もともと2月のタイから出場予定だったので、仕上げは早くできていました」（青木）。米国女子ツアー2連戦からスタートダッシュを見せるはずだったため、戦う準備は万全だった。

体力もアップして本調子。となると気になるのは、今季の渋野の使用ギア。ドライバーなどを含めてヘッドは昨年と大きく変わっていないが、もっとも変わったのはシャフト。「なかなか女子ではいないと思いますよ」と青木コーチ。ではいったい、何を使う予定なのか。

ドライバーに挿したのは、藤倉コンポジット社の『VENTUS』。昨年、米ツアーから支給が始まり、ダスティン・ジョンソン（米国）やリッキー・ファウラー（米国）らが即投入した。国内男子ツアーでもいちばんの飛ばし屋、チャン・キム（米国）がチェンジしたモデルだ。