先週中止が発表された国内女子ツアーの「リゾートトラスト レディス」。昨年、ここでレギュラーツアー初優勝を挙げた原英莉花が、先の見えない状況のなか、前向きな言葉とともにきたる開幕への意欲を示した。

シックな黒のドレスを身にまとう原英莉花

ペ・ソンウ（韓国）との2ホールにわたるプレーオフのすえにつかんだ初優勝から1年。ディフェンディングチャンピオンとして、再び静岡県のグランディ浜名湖ゴルフクラブに戻るはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状に抗うことはできなかった。

中止という決定については、「初優勝を挙げた良いイメージのあるコースでディフェンディングチャンピオンとして挑める事をとても楽しみにしてました。中止が決まり残念に思いますが、ギリギリまで大会開催に向けてご尽力頂きました関係者の皆様に感謝申し上げます」とコメントした原。

そのうえで、「今は皆様が健康であるために、手洗いやうがい、3密を避けるなど1人1人のできる事をしっかりして、一刻も早く不安のない日々に戻り、また元気に皆様の前でプレーできる事を心から願っています」とファンに呼びかけた。最後は「その日まで、今できるベストを尽くし準備して参りますので、皆様笑顔でお会いしましょう！！」と締めくくり。その豪快なプレーをいつでもコースで見せられるよう、今は万全の準備をして備える。