移動についても同じことが言える。たとえ仕事であっても、できる限り遠くへは行かない努力はしても、完全にやめさせることなど、できるはずはない。毎日同じルーティンで通勤し、仕事をしている者については寛大で、そうでない者については手厳しくするのは偏っている。家庭内感染を避けるための自主隔離で移動する場合だってあるだろう。それを一概に責めるようなケースも見受けられるが、それこそ、思考停止しているとしか思えない。
「ゴルフに行こう!」と、声高に叫べる状況ではもはやないことは十分に承知している。世界を見渡せば、閉鎖されたコースも少なくないし、ゴルフそのものを禁止しているエリアもある。だが、プロゴルファーが「ゴルフなんてしていてもいいのか?」と、罪悪感を覚える必要はない。感染リスクを最小限にするために、自分で考えながら、コンディションを保つことこそが大事な「仕事」。決して不要でも不急でもないはずだ。
時間はかかるかも知れないが、事態が収まり、再びそのプレーを見せられる日が来るまで。堂々と胸を張って、モチベーションを保ち、コンディションを整えて欲しいものだ。(文・小川淳子)
「ゴルフに行こう!」と、声高に叫べる状況ではもはやないことは十分に承知している。世界を見渡せば、閉鎖されたコースも少なくないし、ゴルフそのものを禁止しているエリアもある。だが、プロゴルファーが「ゴルフなんてしていてもいいのか?」と、罪悪感を覚える必要はない。感染リスクを最小限にするために、自分で考えながら、コンディションを保つことこそが大事な「仕事」。決して不要でも不急でもないはずだ。
時間はかかるかも知れないが、事態が収まり、再びそのプレーを見せられる日が来るまで。堂々と胸を張って、モチベーションを保ち、コンディションを整えて欲しいものだ。(文・小川淳子)