今季国内女子ツアー第14戦に組み込まれていた「ヨネックスレディス」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になることが決まった。同大会は女子ツアーで唯一の北陸での開催予定だった。

昨年覇者・上田桃子のドライバースイングをどうぞ【動画】

新潟県のヨネックスカントリークラブで、6月5〜7日に行われる予定だった本大会だが、「全国から多数のギャラリー・大会関係者等が移動することにより、開催地域への感染リスクが高まる恐れを鑑み、共催である長岡市とも協議した結果、苦渋の決断ではありますが中止の判断に至りました」と現状を重く受け止めての決定となった。これで、国内女子ツアーは開幕から14試合連続での中止となった。

昨年大会ではヨネックスとクラブ契約を結ぶ海外女子メジャー「エビアン・チャンピオンシップ」を含む米国女子ツアー3勝を誇る世界ランキング34位のキム・ヒョージュ（韓国）が参戦。「（優勝で）出場資格を得られたら日本ツアーに出たいと思います」と明言して話題を集めたが、初日のスタートホールのティショットでOBを打っていた上田桃子が最終日にヒョージュを逆転。「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」に続くシーズン2勝目を挙げていた。

先行きがまったく読めない状況の中、米国の男女ツアーは6月再開を目指しているが、国内男女の開催は依然不透明のままだ。