新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内だけでなく世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そんななか、少しでもツアーへの思いを馳せてもらおうと、ツアー取材担当記者が見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今回は、昨年9月に全英チャンピオンを取材したときのお話。
貴重なお習字姿の渋野日向子【写真】
本当なら今週はディフェンディングチャンピオンとして「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に戻ってくるはずだった渋野日向子プロ。公式戦で衝撃の初優勝を飾るという偉業から1年が経ちましたが、あっという間だったように思います。
シンデレラストーリーの第一幕がこの大会で開幕したわけですが、その後のストーリーの急展開はここで語る必要もないほどのものですよね。7月には国内2勝目。そして歓喜の全英に乗り込むわけですが、昨年のこの時期には、まさかここまでの結果が待ち受けているとは思ってもいませんでした。難しいといわれる2勝目、そして海外メジャーも制覇。もちろん実力あっての結果ですが、ここまで勢いに乗っての活躍はなかなか見られない展開でした。
そんな渋野プロが昨年のサロンパスカップで明かしたのが、“常に笑顔でいることを心がけている”ということでした。スマイリング・シンデレラという言葉が全英から渋野プロの代名詞となり、シーズン後半戦はこのプレッシャーが渋野プロを苦しめたこともあったようですが、やっぱりスマイルが世間を席巻したのは間違いありません。
一躍国民のヒロインとなった渋野プロを取材するために岡山に飛んだのは9月上旬のことでした。各ゴルフメディアが一斉に取材をする日がプロのご厚意で設けられ、私も伺った次第。全英の取材にも行っていたこともあり、あらためて挨拶をする目的もありました。「かなり疲れているな」と思い、申し訳ない気持ちもありましたが、ひとたび取材が始まるといつもの笑顔を振りまいてくれたのを覚えています。
貴重なお習字姿の渋野日向子【写真】
本当なら今週はディフェンディングチャンピオンとして「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に戻ってくるはずだった渋野日向子プロ。公式戦で衝撃の初優勝を飾るという偉業から1年が経ちましたが、あっという間だったように思います。
シンデレラストーリーの第一幕がこの大会で開幕したわけですが、その後のストーリーの急展開はここで語る必要もないほどのものですよね。7月には国内2勝目。そして歓喜の全英に乗り込むわけですが、昨年のこの時期には、まさかここまでの結果が待ち受けているとは思ってもいませんでした。難しいといわれる2勝目、そして海外メジャーも制覇。もちろん実力あっての結果ですが、ここまで勢いに乗っての活躍はなかなか見られない展開でした。
そんな渋野プロが昨年のサロンパスカップで明かしたのが、“常に笑顔でいることを心がけている”ということでした。スマイリング・シンデレラという言葉が全英から渋野プロの代名詞となり、シーズン後半戦はこのプレッシャーが渋野プロを苦しめたこともあったようですが、やっぱりスマイルが世間を席巻したのは間違いありません。
一躍国民のヒロインとなった渋野プロを取材するために岡山に飛んだのは9月上旬のことでした。各ゴルフメディアが一斉に取材をする日がプロのご厚意で設けられ、私も伺った次第。全英の取材にも行っていたこともあり、あらためて挨拶をする目的もありました。「かなり疲れているな」と思い、申し訳ない気持ちもありましたが、ひとたび取材が始まるといつもの笑顔を振りまいてくれたのを覚えています。