トーナメント会場にいる関係者のなかで、一番近くでプロゴルファーのプレーを見ているのがプロキャディ。そして唯一ラウンド中にプロにアドバイスを送れる存在でもある。そんなプロキャディだからこそ、我々アマチュアゴルファーのスコアアップにつながる“アドバイス”を知っているのではないか。今回は穴井詩や藤本麻子のバッグを担ぎ、オフにはコースでハウスキャディをしているという喜屋武(きゃん)愛氏。
圧倒的飛距離の源は振り遅れてもたたけるセットアップ 穴井詩の良さはタイミングバッチリの“リキみ”【連続写真付きスイング解説】
■プロでも自分の気持ちよい方に行きがちだからこそ…
喜屋武氏に『プロがやっていることでアマチュアゴルファーにも効果的なことはありますか?』と質問を投げてみると、穴井がラウンド前の朝にやっているというルーティンを教えてくれた。
「自分のクラブのグリップに付けられるグリップ矯正器具があるのですが、穴井プロは試合の日も毎朝それを使ってグリップを確認していました。それまでは穴井プロほどの選手でも、どうしても知らないうちに自分が気持ちの良い持ち方になってしまっていることがありました。しかし練習器具を使うことで“基本”というか、立ち返る場所ができました。すごく効果があったので、藤本プロにも伝えたほどです。私も貸してもらったことがあるのですが、やはりグリップは一番大事だなと感じましたね」
■100を切る人はここが違う!
ハウスキャディを務めていることから、アマチュアのプレーを見る機会も多い喜屋武氏に『100を切れる人とそうでない人の違い』を聞いてみると、明確な答えが返ってきた。
「やはり100を切る人はアプローチがうまいと思います。もちろんプロのようにビタっと寄せられない人もいますが、大きなミスがありません。それはなぜかというとインパクトで緩まないから。常に同じリズムで、振り幅だけを距離によって変える。距離に対して自分の幅が決まっている方が、いいスコアで回っていると思います」
圧倒的飛距離の源は振り遅れてもたたけるセットアップ 穴井詩の良さはタイミングバッチリの“リキみ”【連続写真付きスイング解説】
■プロでも自分の気持ちよい方に行きがちだからこそ…
喜屋武氏に『プロがやっていることでアマチュアゴルファーにも効果的なことはありますか?』と質問を投げてみると、穴井がラウンド前の朝にやっているというルーティンを教えてくれた。
「自分のクラブのグリップに付けられるグリップ矯正器具があるのですが、穴井プロは試合の日も毎朝それを使ってグリップを確認していました。それまでは穴井プロほどの選手でも、どうしても知らないうちに自分が気持ちの良い持ち方になってしまっていることがありました。しかし練習器具を使うことで“基本”というか、立ち返る場所ができました。すごく効果があったので、藤本プロにも伝えたほどです。私も貸してもらったことがあるのですが、やはりグリップは一番大事だなと感じましたね」
■100を切る人はここが違う!
ハウスキャディを務めていることから、アマチュアのプレーを見る機会も多い喜屋武氏に『100を切れる人とそうでない人の違い』を聞いてみると、明確な答えが返ってきた。
「やはり100を切る人はアプローチがうまいと思います。もちろんプロのようにビタっと寄せられない人もいますが、大きなミスがありません。それはなぜかというとインパクトで緩まないから。常に同じリズムで、振り幅だけを距離によって変える。距離に対して自分の幅が決まっている方が、いいスコアで回っていると思います」