新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内だけでなく世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そんななか、少しでもツアーへの思いを馳せてもらおうと、ツアー取材担当記者が見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今回は3年前の出会いについて。
原英莉花の豪快なドライバースイング【動画】
3年前の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」は、上田桃子プロが3季ぶりに優勝。最終日には宮里藍プロが「64」をマークする猛チャージも見せました。そんなベテラン勢活躍の裏で、この大会はアマチュア勢も気を吐きました。
アマチュア勢は5人が決勝ラウンド進出で、その全員が今やツアー優勝者。ベストアマは13位タイに入った大里桃子選手(当時はアマチュアなので“選手”と呼ばせてもらいます)。新垣比菜選手が24位、稲見萌寧選手と原英莉花選手が25位タイ。勝みなみ選手が29位タイでした。稲見選手以外は全員、1998年度生まれの“黄金世代”。そのうちの一人と初めて話をしたのがこの大会でした。
最終日は優勝争いをしている選手のプレーを追い、上位に入った選手に話を聞きにいき、優勝者の会見に出て優勝者の使用クラブをチェックなどなど…、とっても忙しくなるのですが、その忙しさが訪れる直前。スコアカード提出所の横で険しい表情をした背の高い選手がいたので、話しかけてみました。それが原選手でした。ジャンボ尾崎さんのところで練習をしているという話は聞いていたのですが、どんな選手なのか。少しお怒りの原選手に質問をぶつけてみました。
その日の原選手は16番でイーグルを奪うなど「70」にまとめましたが、「ベストアマになれなかったのが本当に悔しいんです」と、周囲から見ても本当に悔しそうに話してくれたのが今でも忘れられません。当時は高校を卒業したばかりでプロを目指していた黄金世代。原選手もプロテストを控える身で、そんな大事な時期に納得のいかない成績だったことに腹を立てているように見えました。
原英莉花の豪快なドライバースイング【動画】
3年前の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」は、上田桃子プロが3季ぶりに優勝。最終日には宮里藍プロが「64」をマークする猛チャージも見せました。そんなベテラン勢活躍の裏で、この大会はアマチュア勢も気を吐きました。
アマチュア勢は5人が決勝ラウンド進出で、その全員が今やツアー優勝者。ベストアマは13位タイに入った大里桃子選手(当時はアマチュアなので“選手”と呼ばせてもらいます)。新垣比菜選手が24位、稲見萌寧選手と原英莉花選手が25位タイ。勝みなみ選手が29位タイでした。稲見選手以外は全員、1998年度生まれの“黄金世代”。そのうちの一人と初めて話をしたのがこの大会でした。
最終日は優勝争いをしている選手のプレーを追い、上位に入った選手に話を聞きにいき、優勝者の会見に出て優勝者の使用クラブをチェックなどなど…、とっても忙しくなるのですが、その忙しさが訪れる直前。スコアカード提出所の横で険しい表情をした背の高い選手がいたので、話しかけてみました。それが原選手でした。ジャンボ尾崎さんのところで練習をしているという話は聞いていたのですが、どんな選手なのか。少しお怒りの原選手に質問をぶつけてみました。
その日の原選手は16番でイーグルを奪うなど「70」にまとめましたが、「ベストアマになれなかったのが本当に悔しいんです」と、周囲から見ても本当に悔しそうに話してくれたのが今でも忘れられません。当時は高校を卒業したばかりでプロを目指していた黄金世代。原選手もプロテストを控える身で、そんな大事な時期に納得のいかない成績だったことに腹を立てているように見えました。