今年4月に20歳になったばかりの吉田優利。同学年は“プラチナ世代”と呼ばれ、安田祐香、古江彩佳、西村優菜ら有望株が揃う。吉田は2018年に日本女子アマ、日本ジュニアの2冠を達成し、昨年は「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で4位タイに入るなど実力は実証済み。昨年のプロテストを一発合格、QTでは20位に入りツアー出場権を得た。今季からプロとして戦う吉田のクラブセッティングを見ていこう。
体のやわらかさを生かして240ヤード【連続写真】
アマチュア時代から使用するブリヂストンと用品契約を結んだ吉田優利。クラブセッティングを見てみるとドライバーからアイアンまでボールの上がりやすい、やさしいクラブを選んでいることがわかる。ドライバーは弾き系の『Tour B JGR』。ブリヂストンの中でもアベレージゴルファー向けのクラブだ。「万全な状態ではない私を支えてくれた1本」と語る吉田がこれを選んだ経緯を、ツアーレップの阿部貴史氏に聞いた。
■ドライバーもアイアンもやさしさを重視
「昨年の途中まで他社のドライバーを使っていたのですが、左手首を痛めて、ドライバーが思うように打てない時期がありました。それでプロテスト前の富士通レディースで集中してドライバーをテストしてもらったら、『JGR』がはまったんです。軽く振っても初速が上がりやすいクラブなので、飛ぶ感覚があったのでしょう。ロフトがある10.5度にしたら、楽にボールが上がって(怪我で)スピードが落ちた部分を補ってくれる。スピンも適度に入っていました」。
アイアンは『TourB JGR HF2』。こちらもアベレージゴルファー向けでプロモデルではない。その特徴はやはりボールの上がりやすさとミスヒットに寛容なところ。「アイアンもボールが楽に上がることを求めています。フィッティングしていて思うことは、古江彩佳プロもそうですけど、ナショナルチーム・ヘッドコーチのガレス・ジョーンズが弾道計測器のトラックマンを使ってアドバイスをしていたようで、その数字にとてもこだわります」(阿部氏)
体のやわらかさを生かして240ヤード【連続写真】
アマチュア時代から使用するブリヂストンと用品契約を結んだ吉田優利。クラブセッティングを見てみるとドライバーからアイアンまでボールの上がりやすい、やさしいクラブを選んでいることがわかる。ドライバーは弾き系の『Tour B JGR』。ブリヂストンの中でもアベレージゴルファー向けのクラブだ。「万全な状態ではない私を支えてくれた1本」と語る吉田がこれを選んだ経緯を、ツアーレップの阿部貴史氏に聞いた。
■ドライバーもアイアンもやさしさを重視
「昨年の途中まで他社のドライバーを使っていたのですが、左手首を痛めて、ドライバーが思うように打てない時期がありました。それでプロテスト前の富士通レディースで集中してドライバーをテストしてもらったら、『JGR』がはまったんです。軽く振っても初速が上がりやすいクラブなので、飛ぶ感覚があったのでしょう。ロフトがある10.5度にしたら、楽にボールが上がって(怪我で)スピードが落ちた部分を補ってくれる。スピンも適度に入っていました」。
アイアンは『TourB JGR HF2』。こちらもアベレージゴルファー向けでプロモデルではない。その特徴はやはりボールの上がりやすさとミスヒットに寛容なところ。「アイアンもボールが楽に上がることを求めています。フィッティングしていて思うことは、古江彩佳プロもそうですけど、ナショナルチーム・ヘッドコーチのガレス・ジョーンズが弾道計測器のトラックマンを使ってアドバイスをしていたようで、その数字にとてもこだわります」(阿部氏)