3月に向け仕上がりつつあったスイング改造には遅れも生じているが、こちらも冷静に対応できている。「今まで大きかった体重移動を減らすことで方向性が上がると思いオフから調整しています。ダイキンに向けていい感じだったけど、ゴルフから離れたことで、クラブの通る位置やフェースの向きなど感覚が戻ってきていません」。本来であれば焦りが生まれても仕方がない場面だが、こちらも「試合をこなしながら徐々に上げていければいい」と泰然自若の姿勢を貫く。
東京五輪が延期となったことも好材料だ。「(今年やったとしても)出られるであろう順位にいましたが、スイングを大きく変えたので、試合中止が相次ぐ中でオリンピックがあっても調整できなかったと思う部分があります。正直に言えば延期になってよかった。この1年で技術も体力も成長したい」と、いい意味で前のめりになりすぎずに状況を見つめることができている。
「焦ってもいいことがないと分かりました。試合勘を含めて徐々に上げていければいい」。調整不足は否めないが、心身ともに女王らしい余裕を持って開幕戦へと向かっていく。
東京五輪が延期となったことも好材料だ。「(今年やったとしても)出られるであろう順位にいましたが、スイングを大きく変えたので、試合中止が相次ぐ中でオリンピックがあっても調整できなかったと思う部分があります。正直に言えば延期になってよかった。この1年で技術も体力も成長したい」と、いい意味で前のめりになりすぎずに状況を見つめることができている。
「焦ってもいいことがないと分かりました。試合勘を含めて徐々に上げていければいい」。調整不足は否めないが、心身ともに女王らしい余裕を持って開幕戦へと向かっていく。