成田美寿々は2018年に3勝を挙げて、自身初の獲得賞金1億円を突破。賞金ランキング5位に入った。昨年は2勝を挙げたものの、賞金ランキング17位と成田にとっては少し物足りなさを感じるシーズンだった。ツアーで10勝以上挙げている日本人の現役シード選手はわずかに5名。成田は通算13勝でそのうちの一人に名を連ねる。宮里藍からは黄金世代などの「若手の壁」に指名され、日本女子ゴルフ界を代表する選手となった成田のクラブセッティングを見てみよう。
成田美寿々といえばやっぱりコレ シブコとエリカも一緒に宝塚の花組ポーズ【写真】
プロ入りしてからずっとクラブ契約をしていない成田のバッグを覗いてみると、キャロウェイ、ロッディオ、PXG、ピンと様々なメーカーのクラブが入っている。そんな成田のクラブを長年フィッティングしている大蔵ゴルフスタジオ(東京都世田谷区)の吉田智氏は、「成田プロは非常にポテンシャルの高い選手で、男子プロにも匹敵します。フェードとドローの打ち分けもできますし、低く球を抑えたり、いろんな球が打てる。だからクラブ選びでまず大切にしているのは、顔ですかね。構えたときにドローもフェードもイメージできるかどうかです」という。
■夏ラフ対策で入れたアイアンがはまって優勝
成田といえばアイアンショットのキレの良さに定評がある。今年選んだクラブはPXGの『0311T GEN3』だ。昨年はピンの『ブループリント』を使ったり、シャフトをカーボンに変更するなどしていたが、それはどういった意図があったのか、吉田氏が話してくれた。
「アイアンに限ったことではないんですけど、成田プロはいつも今の状況に最善なものを追求しています。例えば、夏のラフ対策。ピンのブループリントはヘッドがコンパクトなので、ラフからの抜けがいいんです。昨年はその意図がズバッとはまって、8月の『大東建託』で勝ちました。その後またPXGに戻しています。シャフトをカーボンに変更したのは、ボールの高さを出すため。高さは出るものの、距離感が合わなかったので、こちらも元に戻しました」
成田美寿々といえばやっぱりコレ シブコとエリカも一緒に宝塚の花組ポーズ【写真】
プロ入りしてからずっとクラブ契約をしていない成田のバッグを覗いてみると、キャロウェイ、ロッディオ、PXG、ピンと様々なメーカーのクラブが入っている。そんな成田のクラブを長年フィッティングしている大蔵ゴルフスタジオ(東京都世田谷区)の吉田智氏は、「成田プロは非常にポテンシャルの高い選手で、男子プロにも匹敵します。フェードとドローの打ち分けもできますし、低く球を抑えたり、いろんな球が打てる。だからクラブ選びでまず大切にしているのは、顔ですかね。構えたときにドローもフェードもイメージできるかどうかです」という。
■夏ラフ対策で入れたアイアンがはまって優勝
成田といえばアイアンショットのキレの良さに定評がある。今年選んだクラブはPXGの『0311T GEN3』だ。昨年はピンの『ブループリント』を使ったり、シャフトをカーボンに変更するなどしていたが、それはどういった意図があったのか、吉田氏が話してくれた。
「アイアンに限ったことではないんですけど、成田プロはいつも今の状況に最善なものを追求しています。例えば、夏のラフ対策。ピンのブループリントはヘッドがコンパクトなので、ラフからの抜けがいいんです。昨年はその意図がズバッとはまって、8月の『大東建託』で勝ちました。その後またPXGに戻しています。シャフトをカーボンに変更したのは、ボールの高さを出すため。高さは出るものの、距離感が合わなかったので、こちらも元に戻しました」