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松田鈴英と吉本ひかるのマッチプレーは、ウッドとユーティリティが「あつ盛」の吉本が勝利
松田鈴英と吉本ひかるのマッチプレーは、ウッドとユーティリティが「あつ盛」の吉本が勝利
所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura
配信日時: 2020年6月15日 09時18分
15日、「ゴルフで日本を元気に!」と題して、昨季の賞金ランキング32位の松田鈴英と、同28位の吉本ひかるが9ホールのマッチプレーで対決。その模様は13時からインターネットでLIVE配信された。
珍しくハットをかぶった松田スマイル【写真】
2人とも滋賀県出身ということで、場所は松田が高校を出てからキャディのアルバイトをしていた滋賀県の日野ゴルフ倶楽部(キング・アウトコース)で行われた。松田のホームコースで、平田光雄支配人いわく、「キングは広くフラットで思いっ切り振れる、飛ばし屋に人気があるコース」。昨年のドライビングディスタンス3位(253.41ヤード)の松田が有利に思われたが、3&2で吉本が勝利した。
吉本は松田とは対照的に、ドライビングディスタンスは80位(231.13ヤード)と飛ぶほうではないが、フェアウェイキープ率5位、パーセーブ率12位、リカバリー率10位とショットの正確性とショートゲームが優れている選手。圧巻だったのは177ヤードの4番パー3だった。5番ウッドで放たれた球は、ピンそばにピタリと止まってバーディ。2アップとして松田を突き放した。
余談だが、吉本のクラブセッティングは女子ツアーでは異質だ。5Wは180ヤード、7Wは175ヤード、4Uは170ヤードとキャリーが5ヤード刻みとなっている(15ヤード刻みくらいが一般的)。吉本に聞くと、「プロテスト前からずっとこのセッティングです。私は今よりもっと飛ばなかったので、7番ウッドやユーティリティでグリーンを狙う回数が多かった。だから上を厚くして戦っていました」という。ウッド系を1本増やしている分、ウェッジが他の選手より1本少ないが、そこは持ち前のコントロールショットでカバーしている。
ドーミーとなった494ヤードの7番パー5では、吉本が3打目残り90ヤードから50度のウェッジで乾いた音を響かせた球は、ワンバウンドした後にピンそば50センチにスピンで戻るスーパーショット。これにOKを出した松田の2メートルのバーディパットはカップを外れて勝負あり。最後は写真のように、握手ではなくヒジタッチで検討を称え合った。
珍しくハットをかぶった松田スマイル【写真】
2人とも滋賀県出身ということで、場所は松田が高校を出てからキャディのアルバイトをしていた滋賀県の日野ゴルフ倶楽部(キング・アウトコース)で行われた。松田のホームコースで、平田光雄支配人いわく、「キングは広くフラットで思いっ切り振れる、飛ばし屋に人気があるコース」。昨年のドライビングディスタンス3位(253.41ヤード)の松田が有利に思われたが、3&2で吉本が勝利した。
吉本は松田とは対照的に、ドライビングディスタンスは80位(231.13ヤード)と飛ぶほうではないが、フェアウェイキープ率5位、パーセーブ率12位、リカバリー率10位とショットの正確性とショートゲームが優れている選手。圧巻だったのは177ヤードの4番パー3だった。5番ウッドで放たれた球は、ピンそばにピタリと止まってバーディ。2アップとして松田を突き放した。
余談だが、吉本のクラブセッティングは女子ツアーでは異質だ。5Wは180ヤード、7Wは175ヤード、4Uは170ヤードとキャリーが5ヤード刻みとなっている(15ヤード刻みくらいが一般的)。吉本に聞くと、「プロテスト前からずっとこのセッティングです。私は今よりもっと飛ばなかったので、7番ウッドやユーティリティでグリーンを狙う回数が多かった。だから上を厚くして戦っていました」という。ウッド系を1本増やしている分、ウェッジが他の選手より1本少ないが、そこは持ち前のコントロールショットでカバーしている。
ドーミーとなった494ヤードの7番パー5では、吉本が3打目残り90ヤードから50度のウェッジで乾いた音を響かせた球は、ワンバウンドした後にピンそば50センチにスピンで戻るスーパーショット。これにOKを出した松田の2メートルのバーディパットはカップを外れて勝負あり。最後は写真のように、握手ではなくヒジタッチで検討を称え合った。