今週開催予定だった「ニチレイレディス」は新型コロナウイルス感染拡大を受け中止となったが、開かれていれば「ニチレイ」が大会名に入ってから15年目の記念大会となるはずだった。
鈴木愛がプレーオフ勝利を決定づけた一打【写真】
本大会が1999年に始まった「アピタ・サークルK・サンクスレディス」を受け継いでいるのはご存知だろうか?当時の会場はユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部(岐阜県)。その後は美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)を経て、現在の袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コース(千葉県)になったのは2010年からだ。
昨年大会では鈴木愛がプレーオフを制して優勝。18年もプレーオフの末の勝利と2連覇を達成。19年は2度目の賞金女王に輝き、向かうところ敵なしといった鈴木だけに、今年、大会が開かれていれば3連覇にも期待がかかった。また、14年から16年にかけて3連覇を果たしたのは申ジエ(韓国)。鈴木がジエの3年連続優勝に並ぶ可能性もあっただけに、残念というしかない。
今やツアーの中心的存在の黄金世代も本大会で大活躍。10位以内には鈴木にプレーオフで敗れた高橋彩華(2位)をはじめ、小祝さくら(3位タイ)、河本結(3位タイ)、渋野日向子(7位タイ)、原英莉花(10位タイ)の5人が食い込んだ。特に高橋は初日から首位をキープし大健闘。プレーオフに敗れ自分のゴルフができなかったと涙を流したが、これをステップにシーズン後半は安定した成績を残し、初シードを獲得した。
この大会は林間コースでグリーンが小さく、アプローチがうまくいかないといいスコアが出ないため、ショットの精度が求められることになる。来年は誰の手に栄冠が渡るのか。ショットメーカーか、小技名人か。今から予想してみるのもおもしろいかもしれない。
鈴木愛がプレーオフ勝利を決定づけた一打【写真】
本大会が1999年に始まった「アピタ・サークルK・サンクスレディス」を受け継いでいるのはご存知だろうか?当時の会場はユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部(岐阜県)。その後は美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)を経て、現在の袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コース(千葉県)になったのは2010年からだ。
昨年大会では鈴木愛がプレーオフを制して優勝。18年もプレーオフの末の勝利と2連覇を達成。19年は2度目の賞金女王に輝き、向かうところ敵なしといった鈴木だけに、今年、大会が開かれていれば3連覇にも期待がかかった。また、14年から16年にかけて3連覇を果たしたのは申ジエ(韓国)。鈴木がジエの3年連続優勝に並ぶ可能性もあっただけに、残念というしかない。
今やツアーの中心的存在の黄金世代も本大会で大活躍。10位以内には鈴木にプレーオフで敗れた高橋彩華(2位)をはじめ、小祝さくら(3位タイ)、河本結(3位タイ)、渋野日向子(7位タイ)、原英莉花(10位タイ)の5人が食い込んだ。特に高橋は初日から首位をキープし大健闘。プレーオフに敗れ自分のゴルフができなかったと涙を流したが、これをステップにシーズン後半は安定した成績を残し、初シードを獲得した。
この大会は林間コースでグリーンが小さく、アプローチがうまくいかないといいスコアが出ないため、ショットの精度が求められることになる。来年は誰の手に栄冠が渡るのか。ショットメーカーか、小技名人か。今から予想してみるのもおもしろいかもしれない。