もちろん、高速になった回転力だけではスイングは安定しない。そのスピードを受け止めるため、「制御装置のような感じでお尻を大きくしてもらいました」と、スピードを受け止めるパワー源としてお尻のビルドアップにも重点を置いた。
また、キレのある高速回転スイングはパワーアップだけでなく副産物も生むと青木。体重移動が多めのスイングだと「傾斜地などでミスすることもあります。回転重視のスイングなら再現性が高く、ミスも出にくくなります」と飛距離だけでなく、多方面に好影響をもたらすスイング改造。確かに昨年のスイングを見ると、始動の際に一瞬右に体重が移動する感じがあるが、今季の最新動画では抑えられているように見える。
「フィニッシュまで一気に振り切るスイングを目指しています」と青木。昨年の秋から専属トレーナーとなった斉藤大介トレーナーとともに、“瞬発力MAX”を実現するハードトレーニングも実戦。その成果は渋野自身も実感しており「飛距離は伸びていると思う」。青木も「キャリーで250ヤードは出ていると思う」と太鼓判を押す。注目のなか今季のスタートを切る渋野。初日から、キレ味抜群のニューシブコをじっくりと見てほしい。
解説
青木翔(あおき・しょう):1983年3月28日生まれ、福岡県出身。福岡大学ゴルフ部に在籍し、卒業後はツアープロを目指すも断念。コーチングの道に進み、数多くのジュニアゴルファーを教えてきた。2012年には自身のアカデミーを設立し、17年より渋野日向子のコーチに。現在は渋野のほかにも三ヶ島かなや野澤真央ら注目プロ、多くのアマチュアを指導する。
また、キレのある高速回転スイングはパワーアップだけでなく副産物も生むと青木。体重移動が多めのスイングだと「傾斜地などでミスすることもあります。回転重視のスイングなら再現性が高く、ミスも出にくくなります」と飛距離だけでなく、多方面に好影響をもたらすスイング改造。確かに昨年のスイングを見ると、始動の際に一瞬右に体重が移動する感じがあるが、今季の最新動画では抑えられているように見える。
「フィニッシュまで一気に振り切るスイングを目指しています」と青木。昨年の秋から専属トレーナーとなった斉藤大介トレーナーとともに、“瞬発力MAX”を実現するハードトレーニングも実戦。その成果は渋野自身も実感しており「飛距離は伸びていると思う」。青木も「キャリーで250ヤードは出ていると思う」と太鼓判を押す。注目のなか今季のスタートを切る渋野。初日から、キレ味抜群のニューシブコをじっくりと見てほしい。
解説
青木翔(あおき・しょう):1983年3月28日生まれ、福岡県出身。福岡大学ゴルフ部に在籍し、卒業後はツアープロを目指すも断念。コーチングの道に進み、数多くのジュニアゴルファーを教えてきた。2012年には自身のアカデミーを設立し、17年より渋野日向子のコーチに。現在は渋野のほかにも三ヶ島かなや野澤真央ら注目プロ、多くのアマチュアを指導する。