国内女子ツアーが、今週25日(木)に初日を迎える「アース・モンダミンカップ」でいよいよ開幕する。久しぶりに女子プロたちの競演が見られるわけだが、トップ選手たちのスイングは今季どう変わった? 渋野日向子を全英チャンピオンへと導いた青木翔コーチに注目選手のスイングを解説してもらう。
教科書のような上田桃子のスイング【連続写真】
今回は昨年2勝をマークし、賞金ランキング9位に入った上田桃子。先週15日に34歳となったが、いまだ衰え知らずで、ベテラン勢の筆頭としてツアーを引っ張る存在。昨季1ラウンドあたりの平均バーディ数4位、ドライビングディスタンスもパワー全盛の時代にあって14位と、アグレッシブなゴルフは健在だ。
そんな上田のスイングを青木は、「息の長い選手なのがうかがえる素晴らしいスイング」と評する。「昔は体重移動を多めにしながらスイングしていたイメージがありましたが、今はそれを感じさせません。今のスイングのポイントは左サイドの回転が止まらない。インパクトのときに左腰が後ろにグッと回っているため、フォロースルー側で球をコントロールできます」。円熟味とともに、力強さ、正確さ、すべてを兼ね備えているという。
インパクト前後の写真を見るとわかりやすい。「お腹、腰はかなり左に回って開いているように見えますが、左足はアドレスの位置とほとんど変わっていない。ここで踏ん張っているので力もたまります。強いスイングができているのは、これらの体の動きが大きいです」と年々進化する上田のスイングを賞賛する。
「左サイドの回転は止まらない」上田のスイングは「どこをとってもキレイです」と青木氏。ツアーを代表するショットメーカーの進化はまだまだ止まりそうもない。
教科書のような上田桃子のスイング【連続写真】
今回は昨年2勝をマークし、賞金ランキング9位に入った上田桃子。先週15日に34歳となったが、いまだ衰え知らずで、ベテラン勢の筆頭としてツアーを引っ張る存在。昨季1ラウンドあたりの平均バーディ数4位、ドライビングディスタンスもパワー全盛の時代にあって14位と、アグレッシブなゴルフは健在だ。
そんな上田のスイングを青木は、「息の長い選手なのがうかがえる素晴らしいスイング」と評する。「昔は体重移動を多めにしながらスイングしていたイメージがありましたが、今はそれを感じさせません。今のスイングのポイントは左サイドの回転が止まらない。インパクトのときに左腰が後ろにグッと回っているため、フォロースルー側で球をコントロールできます」。円熟味とともに、力強さ、正確さ、すべてを兼ね備えているという。
インパクト前後の写真を見るとわかりやすい。「お腹、腰はかなり左に回って開いているように見えますが、左足はアドレスの位置とほとんど変わっていない。ここで踏ん張っているので力もたまります。強いスイングができているのは、これらの体の動きが大きいです」と年々進化する上田のスイングを賞賛する。
「左サイドの回転は止まらない」上田のスイングは「どこをとってもキレイです」と青木氏。ツアーを代表するショットメーカーの進化はまだまだ止まりそうもない。