今年の大会は無観客で4日間開催されるが、インターネット中継を使用し、リアルタイムでファンへ熱戦の様子を配信する。
テレビ局が放送しないことで、いまだくすぶっているとみられる放映権問題の影響についての質問も出たが、これについて大塚会長は、「インターネットを使えば視聴者が見たい映像を選べるし、選択肢も増えるのでこの方法を選択した。配信をしないという考えもあったが、ギャラリーも会場に入ることができないし、誰も見ることができないのは忍びない。なので放映権(問題)が大前提にあったわけではない。ただ放映権でJLPGAが潤沢になって、それが選手に使われるのは大賛成」と私見も織り交ぜながら、動画配信に踏み切った背景を説明した。
■今後、開催を予定している大会で課題になりそうな点
今回の「アース・モンダミンカップ」は、主催者の強い意志と後ろ盾もあり実現した。前述したPCR検査の実施や会場での感染対策はもちろんだが、今大会では本来ボランティアを募って行う業務を、アース製薬の社員が務めるなど、あらゆる面でこれまでにない方法での準備が進められた。
今後開催する大会も、これまでとは違う形の事前準備が必要になってきそうだが、その際の課題はどういった点にあるのか? 大塚会長は「元々、私たちは社員を中心に運営するという考えがあった。今回は社内だけで対応できたが、そういう主催者は多くないと思う。またボランティアを入れて感染が起きた場合などの責任の取り方、管理は心配になる」と、マンパワーの問題や、感染リスク、感染後の対応に関することを挙げた。
テレビ局が放送しないことで、いまだくすぶっているとみられる放映権問題の影響についての質問も出たが、これについて大塚会長は、「インターネットを使えば視聴者が見たい映像を選べるし、選択肢も増えるのでこの方法を選択した。配信をしないという考えもあったが、ギャラリーも会場に入ることができないし、誰も見ることができないのは忍びない。なので放映権(問題)が大前提にあったわけではない。ただ放映権でJLPGAが潤沢になって、それが選手に使われるのは大賛成」と私見も織り交ぜながら、動画配信に踏み切った背景を説明した。
■今後、開催を予定している大会で課題になりそうな点
今回の「アース・モンダミンカップ」は、主催者の強い意志と後ろ盾もあり実現した。前述したPCR検査の実施や会場での感染対策はもちろんだが、今大会では本来ボランティアを募って行う業務を、アース製薬の社員が務めるなど、あらゆる面でこれまでにない方法での準備が進められた。
今後開催する大会も、これまでとは違う形の事前準備が必要になってきそうだが、その際の課題はどういった点にあるのか? 大塚会長は「元々、私たちは社員を中心に運営するという考えがあった。今回は社内だけで対応できたが、そういう主催者は多くないと思う。またボランティアを入れて感染が起きた場合などの責任の取り方、管理は心配になる」と、マンパワーの問題や、感染リスク、感染後の対応に関することを挙げた。