大型ルーキーがいきなり躍動した。4カ月遅れの開幕となった「アース・モンダミンカップ」初日、昨年のプロテストに合格した笹生優花が6バーディ・ノーボギーの「66」をたたき出し6アンダー。日本でのプロデビュー戦で首位タイ発進を決めた。

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鋭いスイングから繰り出される飛距離が魅力の選手だが、この日パー5のバーディはなし。だが、グリーン上がさえた。「バーディの半分は長いパットが入ったという感じです」と3番から4連続バーディを奪い、一気に最上位に駆け上がった。

昨年行われたプロテスト合格後から尾崎将司の“ジャンボ邸”で腕を磨いた。中止が相次いでいる時期も週2回程度通い、教えを請うた。「そんなにいっぱいアドバイスをいただいたというわけではないですが、今週はゴルフをしていなかった分、いつも気を付けているクラブが寝てしまうことについてワンポイントで言っていただきました」と師匠の教えも好発進を後押しした。

「優勝はまだ意識してないです。明日もあるので頑張って一日一日積み上げていきたいです」とルーキーらしからぬコメントで意気込みを話した。

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