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復活の渡邉彩香 オレンジクラウンの1Wは2015年モデル【勝者のギア】

復活の渡邉彩香 オレンジクラウンの1Wは2015年モデル【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2020年6月30日 07時44分

首位と4打差の4位タイから出た渡邉彩香が、トータル11アンダーで並んだ鈴木愛とのプレーオフを制し、2015年の「樋口久子 Pontaレディス」以来となるツアー4勝目を挙げた。世界中で猛威をふるうコロナ禍の影響で6月末に訪れた開幕戦。5年ぶりの勝利をつかんだ26歳は、「ここ2、3年は苦しかった」と言葉をつまらせた。

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「正直、もう勝てないと思った時もありました」と、ここ数年の不調を振り返り、本音が漏れた。原因は「一番好きなクラブ」だったはずのドライバーにあり、スイングで「上体がつっこむ悪いクセ」を直すことができず、「ずっとティショットに不安と気持ち悪さがありました」と不振の時期を振り返る。

昨季もティショットでドライバーを使用せず、3番ウッドやアイアンで打つシーンも多く見られた。フェアウェイキープ率をみると、2018年が「44.2308%」の95位、19年も「44.1837%」の97位と低迷。比例するように成績も落ち込み、この2年は賞金シードも手にすることができなかった。

しかし、去年の夏ごろを境に「フェードじゃないとダメ。それを打っている時が気持ちよくゴルフができていた時」と、原点に立ち返る。今オフには中島規雅コーチと、徹底的にスイングを見直し、持ち味を取り戻すため悪癖改善に向き合った結果、「3月くらいからいい状態になっていた」と話す。

そんな渡邉の使用ドライバーは、2015年モデルのブリヂストンゴルフ『J015』。プレーオフでも迷わずこれを振り抜き、綺麗なフェードが放たれ、画面に掲示されたトラックマンの数字は「ボールスピード71m/s」でキャリーが248ヤード。女子プロの中では規格外の飛ばし屋が、不安なく気持ちよく振ることができれば、二打目以降も当然有利となる。復活したフェードヒッターの視界は明るい。

【渡邉彩香の優勝ギア(WITB=What’s in the Bag)】
1W:ブリヂストンJ015(9.5°/PT-6X/44.75インチ/D1)
3W:ブリヂストンTOUR B X FW(15°/ディアマナDF60X)
5W:ブリヂストンTOUR B X FW(18°/ディアマナDF60X)
UT:ピンG410(22°)
5、6I:ブリヂストンTOUR B X-CBP(MODUS105S)
7I〜PW:ブリヂストンTOUR B X-CB(MODUS105S)
W:ブリヂストンTOUR B XW-1 PROTO(48、52°/MODUS105S)
W:ブリヂストンTOUR B XW-B(58°/DGツアーイシューS200)
PT:グリッドデザイン
BALL:ブリヂストンTOUR B X
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