雨により最終日として予定していた6月28日の競技は中止に、大会4日目は翌29日の月曜にずれこんだ。平日のため運営に携わるアース製薬の社員に代わり、ゴルフ場の従業員がホールスコアラーなど務めることとなったが、「例年もカバーに入ることはありますし、話し合いで対応できました」と問題はなかった様子。
例年と大きく違ったのは、コースへの問い合わせが増えたことだ。内容は今年から取り入れられた部分に集中。「成績の問い合わせやテレビ欄に中継がない、などが多かったですね」。特に年配の人から成績を知りたい、テレビ中継に関する電話が多くかかってきた。大会公式発表では4日間の視聴回数は合計677万3987回。視聴していた人からの評判も上々のようだがその裏ではテレビ観戦を楽しみにしていたり、ネット環境の無い人たちからの問い合わせが相次いでいた。
一方、ゴルフ場はネット中継の恩恵を感じている。「今年は例年に比べて予約がたくさん入ってきています。ゲスト予約も再開し増えました」。注目の大会とメディア露出が多かったうえ、インターネット中継で全国的に名前が知れたのではと予約数の増加を分析している。
■今後につなげる部分は?
コロナ禍での運営に自信をつけ、ノウハウもたまった様子。「うちが見本ではないが、参考にしてもらえたらやりやすいところもあるのでは」とコメントし、次の大会開催者らに期待をかける。アース・モンダミンカップ主催者らには「アース・モデル」を学ぼうとするツアー関係者からの問い合わせも相次いでいるらしい。次回大会と予定されているのは8月14日開幕の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、続く開催を願ってやまない。
最後に来年の本大会に話を向けたい。2019年大会から改修された9番ホールに今年もプロたちは手を焼いたが、来年はもうひとつ見どころができるかもしれない。今週末からカメリアヒルズカントリークラブは、16番のグリーンを少し大きくするために手を加える。グリーンが整うのは順調にいけば来年5月ごろと、来年の「アース・モンダミンカップ」を意識してのこと。「新しい16番ホールでは面白いドラマが生まれてほしいですね」と粉川さん。来年の大会、16番ホールの戦いは、ファンが目の前で見られる状況になっていてほしい。
例年と大きく違ったのは、コースへの問い合わせが増えたことだ。内容は今年から取り入れられた部分に集中。「成績の問い合わせやテレビ欄に中継がない、などが多かったですね」。特に年配の人から成績を知りたい、テレビ中継に関する電話が多くかかってきた。大会公式発表では4日間の視聴回数は合計677万3987回。視聴していた人からの評判も上々のようだがその裏ではテレビ観戦を楽しみにしていたり、ネット環境の無い人たちからの問い合わせが相次いでいた。
一方、ゴルフ場はネット中継の恩恵を感じている。「今年は例年に比べて予約がたくさん入ってきています。ゲスト予約も再開し増えました」。注目の大会とメディア露出が多かったうえ、インターネット中継で全国的に名前が知れたのではと予約数の増加を分析している。
■今後につなげる部分は?
コロナ禍での運営に自信をつけ、ノウハウもたまった様子。「うちが見本ではないが、参考にしてもらえたらやりやすいところもあるのでは」とコメントし、次の大会開催者らに期待をかける。アース・モンダミンカップ主催者らには「アース・モデル」を学ぼうとするツアー関係者からの問い合わせも相次いでいるらしい。次回大会と予定されているのは8月14日開幕の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、続く開催を願ってやまない。
最後に来年の本大会に話を向けたい。2019年大会から改修された9番ホールに今年もプロたちは手を焼いたが、来年はもうひとつ見どころができるかもしれない。今週末からカメリアヒルズカントリークラブは、16番のグリーンを少し大きくするために手を加える。グリーンが整うのは順調にいけば来年5月ごろと、来年の「アース・モンダミンカップ」を意識してのこと。「新しい16番ホールでは面白いドラマが生まれてほしいですね」と粉川さん。来年の大会、16番ホールの戦いは、ファンが目の前で見られる状況になっていてほしい。