＜ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ　3日目＞◇7日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655ヤード・パー72) 　

　茨城ゴルフ倶楽部 西コースを舞台に開催されている、国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の3日目。首位タイスタートの上田桃子が、スコアを2つ伸ばしトータル8アンダーで単独首位に立った。1打差の2位はアン・ソンジュ(韓国)、3位にはテレサ・ルー(台湾)がつけている。宮里藍はこの日スコアを5つ落としてしまい、トータル8オーバー55位タイに後退した。

女子プロ写真館

　上田は前半でパットが入らないことがあったが、我慢を続け7番でようやくバーディ奪取に成功。同じ首位タイでスタートしたアン・ソンジュ(韓国)が2つスコアを伸ばしたため、一歩後退して後半のプレーに入った。

　後半は13番パー3でティショットがバンカーにつかまり、2メートルのパーパットを外してしまうが気持ちを切り替え14番でバーディ奪取。15番パー3でも連続バーディを奪い、このホールでボギーとしたアンに代わって単独首位に立った。

　ホールアウト後上田は「2日間良いイメージできていたが、今日は迷いがあってグリーンのスピードが合わなかった」としっかり打ち切れていなかったパッティングを反省。しかし「アンダーパーでまわれ、首位で終われたのは大きい。自信を持ってやれているので、明日は本当に自分に勝負していきたい」としばらく遠ざかっている勝利への意欲を見せた。