本来であればきょう23日(木)は、国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」の開幕日だった。今年から会場が北海道にある滝のカントリークラブにリニューアルされるはずだったが、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が決定した。そこで昨年の大会を振り返る。
成田美寿々、渋野日向子、原英莉花の3人が“あのポーズ”を披露!
山梨県の鳴沢ゴルフ倶楽部で行われた昨年は、雷雲接近のため初日、2日目がサスペンデッドとなり変則日程になることを余儀なくされた。そんななか、3日目にようやく終わった予選ラウンドでトップに立ったのは、ツアー初優勝を目指した濱田茉優だった。2位の有村智恵らに4打差をつけ快走を続けた。
しかしその濱田は、第3ラウンド(R)で「73」と1つスコアを落とし2位に陥落。替わって「68」をマークした有村が、トータル11アンダーで濱田に1打差をつける単独トップに躍り出た。そして3位には、じわりじわりと順位を挙げ、第3Rに「67」と一気にスコアを稼いだ成田美寿々が、アマチュアの古江彩佳らと並び、有村を追う展開となった。
最終Rは、上位陣ですらバーディを奪ってもボギーで失うという難易度の高い1日に。有村も3バーディ・4ボギーとスコアをロスするなか、7位タイでスタートしたペ・ソンウ(韓国)が、最終的にその日のベストスコアタイとなる「69」と怒涛の追い上げをみせた。しかし、そのなかで成田が5バーディ・3ボギーのゴルフで逆転。後続に1打差をつけ迎えた最終18番で、手が震えるなか放った1mのパーパットをねじ込み、4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に続くシーズン2勝目をつかみとった。
これが成田にとって通算13勝目。うち4日間大会での7勝目ともなり、“4日間クイーン”の名をさらに確固たるものにした。その一方で新世代の選手たちの活躍も目立った。当時アマチュアの古江と西村優菜が8位タイでフィニッシュ。第2R終了時点で5位タイにつけた澁澤莉絵留といった“プラチナ世代”の選手たちが、大きくその存在感を発揮した。
成田美寿々、渋野日向子、原英莉花の3人が“あのポーズ”を披露!
山梨県の鳴沢ゴルフ倶楽部で行われた昨年は、雷雲接近のため初日、2日目がサスペンデッドとなり変則日程になることを余儀なくされた。そんななか、3日目にようやく終わった予選ラウンドでトップに立ったのは、ツアー初優勝を目指した濱田茉優だった。2位の有村智恵らに4打差をつけ快走を続けた。
しかしその濱田は、第3ラウンド(R)で「73」と1つスコアを落とし2位に陥落。替わって「68」をマークした有村が、トータル11アンダーで濱田に1打差をつける単独トップに躍り出た。そして3位には、じわりじわりと順位を挙げ、第3Rに「67」と一気にスコアを稼いだ成田美寿々が、アマチュアの古江彩佳らと並び、有村を追う展開となった。
最終Rは、上位陣ですらバーディを奪ってもボギーで失うという難易度の高い1日に。有村も3バーディ・4ボギーとスコアをロスするなか、7位タイでスタートしたペ・ソンウ(韓国)が、最終的にその日のベストスコアタイとなる「69」と怒涛の追い上げをみせた。しかし、そのなかで成田が5バーディ・3ボギーのゴルフで逆転。後続に1打差をつけ迎えた最終18番で、手が震えるなか放った1mのパーパットをねじ込み、4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に続くシーズン2勝目をつかみとった。
これが成田にとって通算13勝目。うち4日間大会での7勝目ともなり、“4日間クイーン”の名をさらに確固たるものにした。その一方で新世代の選手たちの活躍も目立った。当時アマチュアの古江と西村優菜が8位タイでフィニッシュ。第2R終了時点で5位タイにつけた澁澤莉絵留といった“プラチナ世代”の選手たちが、大きくその存在感を発揮した。